【樹まり子】 4月1日(日)
おとといの人間ドックでお世話になった内科の美人女医は誰かに似てたよなあと思って、ずっと考えていたのだが、やっとわかった。樹まり子(90年代前半に活躍したAV女優)だ。樹まり子をもう少し上品にした感じの顔立ちだった。きれいだった。
【オムバニス】 4月2日(月)
大学のサークルの後輩Mは、大学生時代、「オムニバス」のことを「オムバニス」と言っていた。まじめに間違えていた。でも誰も指摘してあげなかった。
検索してみたら「オムバニス」と言ってるバカがわんさかいた。ひどいありさまだ。
(参考)「オムバニス」検索結果
【寝まくり】 4月3日(火)
帰宅して、晩酌して、ごはん食べたら、バタンキュー。翌朝まで10時間ぐらい目がさめない。そんな日々が続いている。
バンド関連の音楽編集や、ネットショッピングなど、自宅でやりたいことがけっこうあるというのに、それらをまったくこなすことができず、なにをやってんだおれは!って感じの毎日。朝を迎えるたびに気持ちが沈む。
疲れがたまってるのかな。なんとかならないものだろうか。
【アイテム】 4月4日(水)
きょう、帰宅後、行きつけの映画館(T・ジョイ大泉)に電話をして在庫を確認して、車で往復1時間15分かけて買いに行ったものは…
「ダイ・ハード4.0」特典付き特別鑑賞券 (1,300円)
きのうの夜、新宿を歩き回ったけど見つけられなかったもの。
特製IDパスなんかもらったって、こんなものはいったいどこで使ったらいいのかわからないような役に立たないガラクタなんだけど、そんなことはどうでもよく、ダイ・ハードファンは持っていなければならない必須アイテムなのだ。
映画の公開は夏。まだまだ先だ。
【スネアドラム】 4月5日(木)
先日、うちで眠っていたスネアドラムをメンテナンスに出した。
両面のヘッド張り替え、ネジ類の交換、さび取りなどをしてもらった。 今後はもっとだいじに扱おうと思って、ケースも買った。 部品代と工賃の合計で12,285円の出費となった。
店の人いわく、このスネアドラム(ヤマハの深胴タイプ、深さ8インチ)はかなり古いモデルで今ではもうあまり見ない貴重なものです、とのこと。程度もそれほど悪くないらしいので、大切に使おうと思う。
こいつを札幌に持っていって叩きます。
深さがかなりあるので見た目の迫力があり、音は図太いです。
【霜降】 4月6日(金)
またもやステーキネタ。
仕事の帰り、閉店間際のスーパーに寄ったら、ステーキ用霜降肩ロース、200グラム弱で1,300円ちょっとの肉が半額になって売られていたので、ウハりながら買って、焼いて食べたが、脂身が多くてあまりおいしくなかった。肉は高ければおいしいってわけでもないらしい。やっぱりおれは脂身の少ないモモ肉のステーキが好きだ。
【NOFXライブ】 4月7日(土)
NOFXのライブに行った。
会場はSTUDIO COAST。
混んでいる会場を覚悟していたが、そうでもなかった。1階のオールスタンディングエリアの後方でゆったりと見ることができた。今回のライブは、3月31日と4月1日に行われたイベント、PUNKSPRING
2007のおまけのライブだったので、PUNKSPRINGでNOFXを十分に堪能できた人は、きょうは来なかったのだろう。
このライブハウスは、横長のつくりで、どの位置からもステージが見やすそうだった。新木場というおれにとってはちょっと行きにくい場所ではあるが、いいライブハウスだと思った。
オープニングは、メンバーがステージに出てきて、ギターのエルが「ヤリチントキオー!」「アバズレー!」と叫んで始まった。1曲目はのろいテンポのおふざけ曲でスカされた。こういう余裕と貫禄がにくい。
選曲は新しめの曲が多かった。その分、定番曲なのにやらなかったものがあった。
「The Quass」「Dying Degree」を続けてやってくれたのが一番感動した。NOFXのライブに行くのはきょうが6回目だが、この2曲を生で聴いたのはたぶん初めて。超かっこよかった。
「7分で12曲やるよー」と言って、ほんとにやった。この名曲メドレーは圧巻だった。
思いきり楽しめた1時間20分だった。
NOFXのライブに行ってがっかりしたことはない。必ず感動させてくれる。さすがだ。
前座のバンドは…
北京のパンクロックバンド、ブレイン・フェイラーはつまらなかった。
サンフランシスコのパンクロックバンド、デッド・トゥ・ミーは曲が短い点は好感が持てたが、それほど興味はない。
【台車】 4月8日(日)
先日、ネットショッピングで台車を注文して、きょう届いたよ。
送料込で3,460円。
バンドの機材運搬で活躍してもらうつもりだよ。
かるカート
(4月14日につづく)
【炭酸水】 4月9日(月)
世間ではなんでも、炭酸水とやらと呼ばれるおかしなものがはやっているようなので、おじさんは、どんなものかと思いながら「クリスタルガイザー スパークリング レモン」てのを買って飲んでみたんだけれども、ちっともおいしくなかったんだよ。
130円
【寒】 4月10日(火)
まだ寒いですね。
コートを着て出勤しています。
自宅にいるときは25度設定の暖房をいれっぱなしです。
【札幌ライブに向けて】 4月11日(水)
札幌ライブは4月21日(土)19時半からの結婚披露宴の中で行う。札幌在住のバンドメンバーが結婚するので、そのお祝い演奏である。
残念ながら当日都合の悪いメンバーもいて、バンドメンバー全員が札幌に集結することはできない。首都圏から5人、富山から1人、仙台から1人、新郎、合計8人での演奏になる。
つい最近になって、なんともう1バンド演奏することになったと聞いた。そのバンドのメンバーは、大学生時代、バンドのサークルでバリバリ演奏していた面々らしいので、かなりうまいのではないかと予想している。ド下手バンドのイレイザーは、うまいバンドと比較されて恥をかくこと必至の情勢である。いやだなあ。
これまでに3回、合計9時間スタジオで練習をして、少しずつではあるが曲がまとまってきた。それでもまだ、自信を持って人前で演奏できるレベルにはなっていない。
今週末の3時間のスタジオ入りが最後のリハーサルとなる。そこでなんとか人に聴かせられるように仕上げなければならない。けっこうあせっている。
バンドのメンバーと、そうでない人も含めて、おれの所属していた大学のサークル仲間は9人が札幌入りすることになるのだが、おれ以外の8人は披露宴当日に飛行機で行き、翌日に飛行機で帰る。
おれは別行動をする。前日の夕方に車で東京を出発し、当日朝のフェリーで津軽海峡を渡り、15時に札幌に到着予定。翌日は札幌で4ヶ所の親戚回りをし、その翌日の早朝に札幌を出て、20時間ぐらいかけて東京に戻る予定。交替ドライバーがいないので強行軍になるだろう。
日が迫ってくるにつれて、だんだん気持ちがテンパッてきてるよ。
【トマトジュース】 4月12日(木)
トマトジュースを飲んだ。
3,4年ぶりだろうか。好きな飲み物なのに長い間ごぶさただった。
すげーうまかった。マイブームがきそうな予感。
カゴメトマトジュース (190グラム 120円)
【フェリー予約】 4月13日(金)
津軽海峡を渡るフェリーの予約をした。インターネットで予約すると10%割引になるのがうれしい。
船に乗る時間をできるだけ短くしたいので、行きも帰りも、大間−函館航路を使うことにした。ふつうの人は便利な青森−函館航路を使うようだがおれはちがう。大荒れの海で長時間船に乗るようなことに万一なったとしたら、そんなことは考えただけでもおそろしいので、おれにはこれが賢明な選択なのである。青森から下北半島の突端まではけっこう距離があるので走破するのがしんどそうだけど、がんばって走ることによって乗船時間を2時間以上も短縮できるのである(でもがんばって走る部分は2時間以上かかりそう)。
夜中の3時ごろに予約をしようとして手続きを進めていたら、車のサイズを入力しなくちゃいけないことがわかり、車検証を見るために、マンション13階の自宅から1階の駐車場に行ったのだが、車にたどり着いたところで、車のキーを持っていないことに気づき、もう1往復するはめになった。真夜中になにをやっているんだおれは。アホか。
【続・台車】 4月14日(土)
(4月8日のつづき)
車の荷物室を整理して、楽器や機材をきれいに積み込む作業をした。
自宅に置いてあった重たいアンプ類などを運ぶのに、台車を使ってみた。
台車は非常に快適だった。手で運んだら重い思いをしながら自宅と車を何往復もしなくてはならないところを、なんと大物運搬が台車1往復で済んでしまった。台車の威力に驚愕した。
可動部分にぬられている油の量がちょっと多いみたいでところどころベタベタになっているのが気になるのと、グリップがしばらくの間ゴム臭を放つらしいのでそこはがまんしないといけないが、許せる範囲だ。
いい買い物をした。
【選挙カー】 4月15日(日)
週末に統一地方選挙があるので、選挙の宣伝カーが街を走り回っている。
きょうおれは車で出かけた。バンドのリハーサルをしてから、バンドの1メンバーの家に機材を受け取りに行った。
移動する先々で選挙カーを見かけた。おもしろかったのは、地域によって、選挙カーのサイズが違っていたこと。おれの自宅のある東村山市では、ワンボックスのでかい車を使っている候補者が多い。杉並区のある候補者は、日産キューブの屋根に候補者名の看板を付けて走っていた。文京区の狭い道で見た選挙カーは、どれも軽のワゴン車だった。選挙カーも各地域の道路事情に合わせてこうなふうにまちまちな形になるんだなあとちょっと感心した。
【緊張】 4月16日(月)
札幌ライブ本番が5日後に迫った。
緊張してきた。
緊張して食欲がなくなってきた。
【テレカ】 4月17日(火)
今週末、札幌で4軒の親戚の家に顔を出してこようと思っている。
祖母にも会う。
祖母は、お小遣いをあげようとしても、恐縮して受け取らなかったり、受け取っても後日送り返してきたりするらしいので、お小遣いはやめて、1,000円のテレホンカードを3枚あげることにした。祖母はふだん、家の電話を使わずに公衆電話を使うそうなので。
ところが、テレホンカードを買おうとして、困った。テレホンカードってどこで売ってるんだ? だれもが携帯電話を持つようになった今、公衆電話を使う人が激減し、公衆電話の数も減っているようだし、テレホンカードを売る店も少なくなっているようだった。
結局、新宿の街を歩き回って、3ヶ所の自動販売機で買った。どうせ3枚プレゼントするなら3種類のガラのものをあげたかったから、わざわざ3ヶ所さがして買った。おれは、なんておばあちゃん思いの孫なんだろう。
【タップ】 4月18日(水)
ライブで使う機材の電源確保に使おうと思って、5メートル、6コ口の電源タップを買った。
たたそれだけのことなんだけど、こんなにごつい電源タップを所有したのは初めてだったので、気分がウハってしまった。帰りの電車内でおれはたぶんにやけていた。
【人間ドック結果】 4月19日(木)
先日受診した人間ドックの結果が届いた。
総合判定:C
身体計測:C
眼科検査:B
聴力検査:A
血圧検査:A
尿検査:B
腎機能:A
血液一般:C
肝機能:A
脂質代謝:B
糖代謝:A
尿酸:A
梅毒検査:A
便検査:A
胸部X線検査:A
心電図検査:B
胃部X線検査:A
腹部超音波検査:A
聴打診:A
歯科検診:F
A:正常範囲
B:軽微な変化はあるが問題なし
C:要経過観察
F:要治療
身体計測は、やせすぎと判定されたようだ。
血液は、白血球がちょっと多く、ヘモグロビンがちょっと少ない。
虫歯の治療はゴールデンウィーク明けにでも始めようかなとなんとなく思っている。
【旅へ】 4月20日(金)
ではちょっくら旅に出てきます。
次回の更新は旅が終わってからになります。
(4/20 16:20)
【イレイザー札幌公演】 4月21日(土)
きょうは、イレイザーメンバーPの結婚披露宴。
イレイザーはそこで演奏する。
おれは、きのうの16時30分に自宅を車で出発し、きょうの13時50分に札幌のホテル前に到着した。
移動の際のハプニングや写真は、後日の日記ネタにしようと思います。
15時にホテルにチェックイン。
今回ライブのMCはおれとM(なんと急遽ベーシストMが披露宴に参加できることになったが、ギタリストHがずっとベースを練習してきたのでそこは変えず、ベーシストMは今回はMCとタンバリンを担当することにした)でやるので、Mと打ち合わせをした。
16時10分にホテルを出て、披露宴会場に向かった。
16時30分から、機材搬入とセッティングをした。そして、会場の音響担当の人との打ち合わせをした。
17時20分から、もうひとつのバンドが音出しをした。やっぱりうまい人たちだった。
17時40分から、イレイザーが音出しをした。モニターの環境があまりよくなくて、爆音の中での演奏になった。不安がつのるが、会場で聴いていた人たちは「きれいな音で聴こえる」という。
18時にリハーサル終了。いったんホテルにもどった。
ホテルでシャワーを浴び、着替えをした。
19時、再度ホテルを出発した。披露宴会場までは歩いて5分ほどだった。
受付をすませて入場し、席についたが、ライブがうまくいくか心配で落ち着かない。食べ物ものどを通らない。
記憶があいまいだが、開会後20分ぐらいたったころ、メンバー全員がステージに移動したと思う。ステージで演奏の準備をした。
準備完了したことを会場の人に伝えたら、司会が、演奏が始まる旨をアナウンスした。そして「どうぞ!」とふられた。
おれ「こんばんは!」
会場「こんばんは…」
おれ「元気がない!! こんばんは!!」
会場「こんばんは〜!!」
おれ「ありがとうございます!!」
というMCでオープニング。開宴まもないので会場の人たちはほとんど酔っ払っていない。にしてはまあまあのノリかもしれないと思った。
おれとMとの会話形式でMCをはさみ、ときどき新郎のPに話をふったりもしながら、笑いに包まれてライブは進行した。
5曲演奏しおわったところで、用意しておいた新郎へのサプライズを出した。
「最後の曲は、特別ゲストを招いていっしょに演奏したいと思います」
「新婦のRさんです! どうぞ!」
の合図で、ウェディングドレス姿の新婦がステージに登場。新郎はあっけにとられていた。ざまあみろ。Pを驚かせるために4日前から新婦とこっそり連絡をとりながら準備をしていたのだ。
新婦にはソプラノリコーダーを吹いてもらい、最後の曲を演奏した。
今回のイレイザーのバンド編成は大規模だった。ドラム、ベース、ギター、ギター、トランペット、ボンゴ、タンバリン、グィロ、カバサ、ソプラノリコーダーの10人。ちょっとしたオーケストラだよこれは。
本番のモニター状況はリハーサル時とあまり変わらず、爆音の中でわけわからなくなりながらの演奏だった。
演奏ミスは、おれも、他のパートも、何ヶ所もあった。だけどイレイザーはいつもこんなもんだ。
みんなで楽しく演奏できたし、なにより、新郎新婦がとても喜んでくれたのがよかった。
もうひとつのバンドはなかなかうまい演奏をきかせたが、ステージ構成やMCの語りや会場の盛り上げ具合ではイレイザーが勝っていたと思う。
こうして、イレイザー札幌公演は大成功に終わった。
演奏が終了した時点で、おれはもうヘトヘトだった。
ほっとして、やりきった充実感を感じたのと同時に、疲れがどっと出て、倒れてしまいそうだった。
Pと、花嫁のRさん、本当におめでとう!!
絶対に幸せになれよな!!
(イレイザー札幌公演 演奏曲)
1. イレイザー is Coming
2. Be Alive
3. Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?
4. Blitzkrieg Bop
5. Last Caress
6. (Oh) Pretty Woman
【親戚回り】 4月22日(日)
きのう、興奮のライブが終わり、その余韻にひたりながら迎えた朝。
きょうは、帰りの飛行機まで時間があるメンバーは、札幌でグルメ観光をするとのこと。
おれはみんなとは別行動をする。札幌市内の親戚回りをする。
朝10時にみんなはホテルをチェックアウトし、ロビーに集合した。おれはこのホテルにもう1泊するので何時まで部屋にいてもよかったのだが、みんなの顔を見るために10時にロビーに行ってみた。
みんなは、最初の目的地のすし屋の開店時刻に合わせて11時に出発するとのことで、1時間ばか話をしてすごした。おれはこの連中となら永遠にばか話ができる。
11時にみんなと別れた。
部屋にもどり、シャワーを浴びて、出かける準備をした。
12時すぎに車で親戚回りを開始。
まずは母方の伯父、伯母のうちに行った。伯父さん伯母さんと、いとこの子供の男の子(保育園児)と会った。
4人でそば屋に行って食事をした。
いとこの子供は、初めは人見知りをして声を出してくれなかったけど、熱心に話しかけていたら、次第になついてくれた。
次に、4人で、介護施設に入っている伯母さんに会いに行った。
伯母さんは、元気に動き回れるのだが、記憶と言語に障害があり、一生懸命に声を発するけれどもほとんど言葉になっておらず何を言いたいのか理解できないし、それ以前に、おれのことを甥のたかまさだとわかってくれているのかどうかも確認できなかった。おれが小さいころから、おれが大人になっても、おれのことをすごくかわいがってくれた伯母さんで、おれが一番好きな伯母さんだったので、すごくかわいそうで、残念だった。涙が出そうだった。
次に、父方の伯父、伯母、祖母のうちに行った。伯母さんは留守だった。伯父さんとおばあちゃんといろいろな話をした。おばあちゃんが元気そうでうれしかった。
おいとまをしようとしていたところへ、伯母さんが帰ってきた。みんなと会えてよかった。
次に、母方の伯父、伯母、いとこ夫妻のうちに行った。
夕食をごちそうになりながら、おしゃべりをした。おかしい話もいっぱいで、けっこう笑った。
みんな元気でよかった。
22時前にお別れした。
P(新郎)に電話をしてみたら、おれの泊まるホテルの近所で知り合いと飲んでいると言う。ちょっと会おうかという話になり、ホテルにもどった。
23時半ごろから、ホテルのロビーでPと奥さんとおしゃべりをした。
この夫婦とも、ばかな話がいくらでもできる。きりがないので、1時間半ほど楽しく話をして、おひらきにした。
ベッドに入ったのは1時半前ごろ。
翌朝は3時半に起きる予定なので、2時間しか寝られない。
【往路と復路、そしてオービス】 4月23日(月)
札幌遠征、おれは、東京からマイカーで往復した。
バンド全員分の楽器と機材を積み込んで、ひとりで往復した。
往路。
4月20日(金)16時30分、東村山市の自宅を出発。
所沢インターチェンジから関越自動車道に乗り、東京外環自動車道、東北自動車道、青森自動車道を通り、終点の青森東インターチェンジを出たのが21日(土)2時。
フェリーターミナルを目指して国道4号線を気持ちよく飛ばしていたそのとき!
道路をまたいでいるゲートの上から、真っ赤な光が、ピカッ!!!
その瞬間はなにが起こったのかわからなかったが、一瞬で思いあたった。スピード違反の取り締まりだ。
スピードメーターを見ると、時速100キロぐらいを示していた。
あーあ、やっちゃったよ…。オービスにひっかかった…。
この事件は、このあと、この旅の間ずっと心のどこかにひっかかっていて、超憂鬱だった。
たぶん、この事件の後日談は、何度も日記ネタに使うことになるだろう。
岩手県を走っているころからパラパラとふっていた雨が、だんだんと強くなってきた。風も強い。その中、下北半島を爆走した(といってもさっきの赤い光のショックでスピードはおさえめ)。
4時40分、大間フェリーターミナルに到着。
もう明るいので、海の荒れ具合でも見に行こうかと、車のドアをあけて傘を広げた瞬間、暴風にあおられて傘が裏返しになり骨が思いきりひん曲がり、使い物にならなくなった。仕方なく傘なしで外に出てみた。
おれが乗るフェリー「ばあゆ」はもう停泊していた。
ターミナルの駐車場には数台の車が停まっていて、ひっそりとしている。建物があくのは6時と書いてある。
車内で1時間仮眠をとった。
7時10分にフェリーが出航。船長が「多少の揺れが予想されます」とアナウンスしたのでちょっと緊張した。
たしかにフェリーは多少揺れた。でも、よく効くと評判の乗り物酔い止め、エスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」を乗船前に飲んでいたのでなんともなかった。
8時50分に下船、札幌を目指した。
札幌市内で高速道路を降りると、車が多かった。
その中をしばらく走り、13時50分、ホテル横のコインパーキングに到着した。
仲間と連絡をとったりしていたらあっという間に1時間たってしまった。睡眠時間は取れなかった。寝られたのは大間での1時間とフェリー内の1時間だけ。睡眠2時間で本番に突入することとなった。しんどい日になりそうだ。
復路。
4月23日(月)。1時30分から3時30分の2時間睡眠でホテルをチェックアウト。
4時5分に車を発進させた。
順調に移動して、7時50分、函館フェリーターミナルに到着。8時50分までに乗船受付を済ませるよう言われていたので、1時間の余裕があった。おみやげを買う時間をここでやっと作ることができた。
帰りも「ばあゆ」。
9時30分にフェリーが出航。帰りのフェリーはほとんど揺れなかった。疲れていたのであっというまに眠りに落ちて、着くまで目がさめなかった。一応酔い止め薬を使ったが、使わなくても大丈夫だったかも。
11時10分に下船。東京を目指した。往路と同じルートを走った。
ちょくちょく停まっては、温泉に入ったり、食事をしたり、仮眠をとったりしながら、移動を続けた。
疲れが蓄積されてきているからか、往路よりもやけに道のりが遠く感じた。
日付が変わって、2時50分、自宅の駐車場に無事到着した。
走行距離は2,464キロ。
すごく楽しかったけど、けっこうしんどい旅だった。
あと、オービスの件が憂鬱。かなり憂鬱。
(4月28日につづく)
【旅のデータ】 4月24日(火)
所要時間:3日10時間20分
走行距離:2,464キロメートル
消費ガソリン:215.91リットル
燃費:11.4キロメートル/リットル
高速道路料金:31,100円
フェリー料金:22,600円
車内のヘヴィーローテーション:アヴリル・ラヴィーン「ベスト・ダム・シング」
覚えた北海道弁:「ばっち」(意味:末っ子)
【旅のグルメ】 4月25日(水)
今回の旅では、北海道では特にグルメな食事はしなかった。北海道まで行ったなら食を楽しむべきだという意見もあろうが、北海道にいる間はそういう時間的余裕も精神的余裕もなかったんだよ。
てなわけで、帰り道で、おいしいものを食べたよ。
ホタテづくし定食
青森県・道の駅浅虫温泉、1,580円。
お盆がでかくて豪華。
すごくおいしかったよ。
稲庭ざるうどん
秋田県・花輪サービスエリア、500円。
はさみはうずらの玉子を切るのに使う。
すごくおいしかったよ。
【ベスト・ダム・シング】 4月26日(木)
アヴリル・ラヴィーンのニューアルバム「ベスト・ダム・シング」は、かなりよいです。
先日の旅では車の中で聴きまくりました。この旅だけで30回以上は聴いたはず。
一部であまりいい評価をされていなかったので、出来ばえが心配だったんだけど、いらない心配だった。
はじけっぷりがすごくよい。悪い評価をしている人はこのはじけ方が気に入らないのかもしれないな。
22歳、人妻。
【グルメ】 4月27日(金)
きょうの夕食は、ビッグマックとマックフライポテト(M)とビール。
大好きな組み合わせである。
【1週間経過】 4月28日(土)
(4月23日のつづき)
オービスに撮影されてからきょうで1週間。
通知はまだ届かない。
おれは車検証の住所変更手続をしていないから、住所をつきとめるのに時間がかかってるのかな。
毎日毎日、郵便受けを開ける瞬間、超ドキドキである。
【ソウ3】 4月29日(日)
真夜中から朝方にかけて、先日買ったDVDで映画「ソウ3」を観たんだけど、ビールを飲みながら観たのと、1と2のあらすじを忘れてしまっていたのとで、観終えてしばらく寝て目覚めて思い出そうとしたら、どんな映画だったかちんぷんかんぷんだった。グロテスクなシーンいくつかだけは覚えているが、たぶん肝心な部分が理解できていない。後日もう一度観ないといけないな。
てなわけで採点できず。
【寝】 4月30日(月)
寝まくって一日過ごしました。
疲れがたまっていたみたいで、いくらでも眠れました。
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