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たわし。 たかまさ

8月 10月

【P.E.】 9月1日(木)

8月14日の「SUMMER SONIC 2005」で衝撃的なライブを観てからというもの、自宅のラジカセで流す曲も、仕事の行き帰りに聴く曲も、もっぱらPUBLIC ENEMY。おれが持ってるのは大昔に買ったCDが1枚だけなんだけど、気が狂ったようにこればかり聴いている。すげーかっこいい。こりゃ他のアルバムも聴かなきゃいけないなと思い、名盤と言われている2ndアルバムをネットで注文してみた。


PUBLIC ENEMY 「APOCALYPSE 91...THE ENEMY STRIKES BLACK」


【続々・24】 9月2日(金)

(8月30日のつづき)

「24(TWENTY FOUR)」トリロジーBOXが届いた。
36枚組なのに、箱はけっこうコンパクト。
さあて、じっくり楽しむとしよう。


500mlペットボトルと大きさを比較してみました。

(9月17日につづく)


【夏休みの計画】 9月3日(土)

きょうから9日間の夏休み。今回はどうやってすごそうかと計画を練った。
例によって、ひとりで気ままなドライブに行くつもり。候補地は、四国か北海道。
地図や天気予報とにらめっこしながら悩みまくり、今回は四国に行ってみることに決めた。月曜日に出発し、火曜日にナゴヤドームで中日阪神戦を観戦、さらに西に移動し、四国を目指す。
野球のチケットはいい席ではないがぎりぎりすべりこみで確保できた。しかし、名古屋の宿がどうしても取れなかった。名古屋市付近のホテルは軒並み満室だった。愛・地球博の開催終了が近づいているのが理由のようだ。しかたがないので火曜夜は得意の車中泊になることを覚悟する。
あした、途中寄り道する予定の兵庫県や、最終目的地の四国の宿を予約するつもり。道の駅の情報も集めておかないといけないな。
気がかりな点は、台風が日本に接近していることと、四国の水不足。

夕方から夜にかけて、旅行前に済ませておきたいことをこなした。散髪、野球のチケット受け取り、衆議院議員選挙の期日前投票など。


【日記】 9月4日(日)

ゆうべおそくから24(TWENTY FOUR)に夢中になり、みつづけて、朝になってしまった。完全にはまっちゃってるなあ。

睡眠不足なので昼ごろちょっと寝た。それでもまだ不足気味。少し頭痛があってすっきりしない。

夕方、来客。とつぜん電話が鳴り、10分後に来ることになったので、10分間でリビングルームを整えた。1時間ほどおしゃべりをした。

小泉純一郎がうちの最寄駅に応援演説をしに来るというので、雨の中、見に行った。観衆はものすごい人数で、しかもみんな傘をさしている。傘のすきまから、小泉純一郎の顔を一瞬見ることができた。

こまごました雑用および旅行の準備をすすめた。
近所のホームセンターに行って、車のウォッシャー液を買った。
薬屋に行って、頭痛薬とキューピーコーワゴールドを買った。
コンビニに行って、夕食を買った。
兵庫県のホテルと愛媛県のホテルをネットで予約した。
神戸の友達に渡すためのMDを作って、曲目をワープロで打った。
休みなしにこれらの用事をこなしてへとへとになった。

夜、また「24(TWENTY FOUR)」の鑑賞。睡眠不足でねむいのに、みはじめるとやめられない。1話でやめるつもりが、4話みてしまった。日付が変わって3時。もう寝よう。
シーズン1の24分の13みおえた。


【夏休みドライブ(その1)】 9月5日(月)

きょうからドライブに出発する。
今回のドライブも、例によって、往路は一般道を使う。
あしたの夕方に名古屋に着くように出発するには何時に出発すればいいのか。予測がむずかしい。

それにしても、台風14号、どうにかならないものか。こいつのおかげで、ドライブの最初の3日間ぐらいは悪天候に悩まされそうだ。


立派な台風が接近中。

昼間は、昼寝をしたり地図をながめたりテレビをみたりして、のんびりすごした。夜通し運転することになりそうなのでエネルギーを蓄えておかなければ。
夕方になってようやく旅行の荷作りを始めた。

20時35分、東村山市の自宅を出発。自宅から国道1号に出る途中に実家があるので、実家に寄って夕食を食べさせてもらってひとやすみしようと思う。
21時50分、実家に到着。
夕食を食べて、ひとやすみ。何時ごろ出発しようかと考えた。長旅が始まる緊張感のせいか、おなかの調子がよくない。一般道のドライブとなるとトイレは頻繁には行けないので、こんな状態では出発できない。薬を飲んで仮眠し、おなかの調子が落ち着いてから出発することにした。1時ごろふとんに入った。


【夏休みドライブ(その2)】 9月6日(火)

3時すぎに目がさめた。おなかは…だいぶらくになっている感じ。よし、出発しよう。
3時45分、実家を出発。
4時、国道1号に入った。
5時45分、道の駅箱根峠に到着。


箱根峠から望む芦ノ湖

夜のドライブで距離をかせぐ予定だったが、神奈川県でもう朝を迎えてしまった。といっても時間はたっぷりあるのであせることはない。

7時55分、静岡市の道の駅宇津ノ谷峠に到着。仮眠を取った。
9時20分、出発。

静岡県内では都市部でときどき渋滞に巻き込まれたが、まあまあ順調に進んだ。

12時35分、愛知県安城市の道の駅デンパーク安城に到着。
デンパークというのは、デンマークをテーマにしたテーマパークらしい。地味なイメージ。

名古屋に近づいたので、きしめんを食べて気分を盛り上げた。


車内でコンビニきしめんをいただいた。
麺がのびていてあんまりおいしくない。

けっこう疲れたので再度仮眠を取って、15時10分、出発。

16時45分、名古屋の栄ちかくのナディアパークというビルに到着。ここの地下駐車場は24時間営業だということは調査済みだった。ここに車を停めた。


ナディアパーク

栄駅から地下鉄に乗って8駅、ナゴヤドーム前矢田駅に移動。
そこから徒歩でナゴヤドームへ。


見えてきた。

18時ちょうど、席に着いた瞬間に始球式が行われた。ぎりぎり間に合った。
自宅からここまでは完璧な移動だったってわけだ。出発時刻、道順、仮眠の取り方などすべてが完璧だったのである。あっぱれ。

きょう観戦するのは、中日阪神戦。セ・リーグ首位と2位の直接対決である。
タイガースがんばれ!
観客の入りは、空席を見渡したところ、7割ぐらいだろうか。ちけっとぴあでは売り切れだったので満員になるのかと思っていたが、席はけっこうあいていた。
ドラゴンズファンとタイガースファンは、半々か、ドラゴンズの方がちょっと多いかなという感じ。


バッター、4番金本。


ナゴヤドームの屋根は、見たところ骨で支えているようだ。
空気で屋根をふくらませている東京ドームとはしくみがちがう。

試合結果は…

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計 安打
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 7
中日 1 0 1 1 0 2 0 0 X 5 11

タイガース、ボロボロ。井川投手が打たれまくりだった。
ドラゴンズにホームランが3本も出た。タイガースのホームランは0本。
9回表のタイガースはかろうじて見せ場を作った。ドラゴンズのルーキー投手中田の完投を許さず、9回2アウトで引きずりおろした。意地を見せた。意地で2点とって、2アウトでランナーを2人置いて、バッターは代打スペンサー。ホームランが出れば同点、というところまで持っていった。結局凡打で試合終了となったが、最後の最後で興奮させてもらった。負けたのはくやしいが、楽しめた。
それにしても、タイガースはなぜおれが球場に応援に行くと決まって負けるのだろう。これまでにタイガース戦は4回みに行って4回負けているのだ。タイガースが勝つところを生でみたいもんだ。

外に出ると雨がふっていた。
地下鉄に乗って駐車場にもどった。
車を地上に出して路上駐車し、夕食のおにぎりを食べた。このおにぎりは野球をみながら食べるつもりだったのだが、観戦中は興奮してどきどきして食欲がなかった。気分が落ち着いた今なら食べられる。

今晩はここから80キロほど離れた道の駅で車中泊をする予定。
22時30分、名古屋を出発。
雨と風が次第に強くなる中、また、疲れてしんどいところ、根性で運転した。
24時35分、滋賀県の道の駅あいの土山に到着。
夜食を食べて就寝。きょうは長い一日だった。おつかれさまでした。
外は暴風雨。


【夏休みドライブ(その3)】 9月7日(水)

7時に目がさめたときは、まだ雨が少しふっていた。もう少し寝た。
9時に目がさめたときは、晴れていた。
朝食をとった。


野宿場所

9時30分、出発。
10時50分、大津市に到着。


琵琶湖


琵琶湖のほとりにある温泉

ちょっと昼寝をしたあと、温泉に入った。
屋上の、琵琶湖を眺めながら浸かれる露天風呂が気持ちよかった。

どうやらけっこう疲れているようなので、きょうは無理をせず、予約してある兵庫県三田市のホテルに早めに向かうことにした。
13時25分、琵琶湖を出発。
16時55分、三田駅前のホテルに到着。きれいで居心地のいい部屋だった。


ホテルメルクス

この近所に友達が住んでいる。夜、友達のうちに会いに行った。
22時ごろから1時間ちょっと、おしゃべりをしてきた。

タイガースはきょうはドラゴンズに勝った。ほっとした。

今晩はベッドで体を伸ばして寝られる。うれしい。
おやすみなさい。


【夏休みドライブ(その4)】 9月8日(木)

11時までにチェックアウトしないといけない。ぎりぎりまで寝ていて、11時数分前にチェックアウトした。


宿泊した部屋から見た三田駅付近

11時20分に出発。きょうは四国入りをする予定である。
12時20分、道の駅みきに到着。朝食と昼食を兼ねた食事をおにぎりで取りながら、地図を見てルート検討をした。岡山県から香川県に渡る瀬戸中央自動車道を使うつもりで岡山県を目指していたのだが、なるべく早く四国入りできるルートを選ぶべきと判断し、神戸淡路鳴門自動車道で渡るルートに変更、神戸市を目指した。
今回のドライブは往路は一般道を走るのだが、四国に渡る道路は高速道路しかない。フェリーに乗るのはできれば避けたいので、四国に渡るところだけは高速道路を走ることにする。
神戸で高速道路に乗り、まず淡路島に渡った。15時、淡路SAに到着。疲れを感じたので昼寝などしてゆっくりした。


明石海峡大橋


明石海峡大橋を吊っているケーブルが展示されていた。
直径は112cm。太い。

17時に出発。もう夕方だ。昼寝をすると時間がたつのがはやい。なかなか四国に入れないのがじれったい。
そのまま高速道路で淡路島を突っ切り、大鳴鳴門橋を渡った。


大鳴門橋。
運転しながら撮影。あぶない。

四国に入った。生まれて初めて四国に足を踏み入れた。
鳴門ICで高速を降りた。


徳島県で日没を迎えた。
夕焼けと瀬戸内海。車内より。

一般道を進み、18時35分、香川県の道の駅津田の松原に到着。地図を見てルート検討したりした。
19時15分出発。

19時55分、はなまるうどん1号店、木太(きた)店に到着。
四国に来た目的のひとつは、はなまるうどんの1号店でうどんを食べることだった。
しかし、やっと到着したというのに、疲れていてしんどくて、食欲がない。駐車場に停めた車の中で休みながら、しばらくのあいだ入店をためらっていたのだが、その間にも、次々に車を乗り付けては入店する人たちがいた。店はけっこうはやっているようだ。


店の写真を撮ったりしながら、うどんを食べたくなるのを待つ。

到着から1時間近く経過して、さっぱりしたうどんなら食べられそうな気がしたので、店に入った。


わかめうどん(小)。294円。
おいしかった。

うどんを食べたら元気が出た。きょうはまだ走れそうだ。
あしたのことを考えたら、きょうのうちに高知県に入っておいたほうがいい。
21時30分に出発し、高知県への道を爆走した。山脈超えの過酷な道だった。うどんパワーと、BGMのPUBLIC ENEMYで盛り上がる気分でがんばった。
0時40分、高知市中心部を通過。
それからさらに根性で60キロほど進み、2時、道の駅あぐり窪川に到着。
夜食を食べて、2時25分就寝。


【夏休みドライブ(その5)】 9月9日(金)

7時30分に起きた。


野宿場所

8時、出発。四国の最南端、足摺岬を目指した。
足摺半島を突っ切る足摺スカイラインは、標高の高いところを通っており、霧がすごかった。
9時55分、足摺岬に到着。ここが、四国で行きたかった第2の場所。


着いた!
むこうに見えるのはジョン万次郎像。


足摺岬の灯台と太平洋

10時25分出発。次は、今晩の宿泊地の松山市を目指す。

途中、愛媛県の道の駅みしょうMICで昼寝。12時40分から2時間ここにいた。

その後も順調にドライブを進め、18時35分、松山市のホテルに到着。
これで往路は終わり。走行距離は1,387キロ。

ビジネスホテルなのに、温泉が引いてあり、大浴場があった。おれは特に温泉ファンではないが、部屋についているユニットバスはつまんないので、23時すぎ、疲れてしんどかったが大浴場に行った。気持ちよかった。

日付が変わって1時30分、就寝。


【夏休みドライブ(その6)】 9月10日(土)

8時台に起きたが、すぐにチェックアウトすることはせず、日記を書いたりしてのんびりすごした。三田市で泊まったホテルもこのホテルも、部屋にインターネット回線が引かれていたので活用させてもらった。


ホテルの部屋から見た松山市街。

11時前にチェックアウト。11時ちょうどに出発。
復路は高速道路を使う。松山インターから乗った。

香川県の豊浜サービスエリアに寄った。
うどんを買って帰ろうかと思い、おみやげのうどん売場に近づいたら、うどんの試食販売をしていたおばちゃんにつかまった。試食をして、おばちゃんに質問をぶつけまくって、10数種類の中からよさそうなうどんを選び、買った。
次に、職場の人たちへのおみやげを買った。
その次に、腹ごしらえをした。香川県を後にする前の食事はもちろんうどんでしょう。


肉ぶっかけうどん。520円。
おいしかった。

出発。
本州に渡るのは、瀬戸大橋を通るルートを選んだ。
島から島へいくつもの大きな橋が連なっていて、それを順に渡っていく。巨大建造物が大好きなおれにとっては至福の時だった。


瀬戸大橋。
道路はすごくすいていた。

そこからはもうただひたすら走るだけ。
たまに雨がぱらついたが、ふり方はたいしたことなかった。
2時間走っては20分間休むことを繰り返した。いつものおれならどこかで1〜2時間の睡眠を取るのだが、きょうは日が沈む前にできるだけ距離をかせいでおきたかった(明るいほうがスピードを出しやすい)のと、夜になったらラジオの阪神広島戦がおもしろくて(21対2で阪神圧勝)寝てるひまがなかった。
渋滞はまったくなく、快適だった。

22時50分、横浜市の実家に到着。
食事をして、スポーツニュースをみて、1時55分に自宅に向けて出発。

自宅付近で、給油と洗車をした。そしてコンビニでビールを買った。
3時15分、自宅に到着。
今回のドライブの走行距離は2,304キロだった。
おつかれさまでした! ビールで乾杯してから就寝。


【夏休みドライブ(まとめ)】 9月11日(日)

ドライブデータ
・時間:4日6時間40分
・走行距離:2,304キロ
・消費ガソリン:201.58リットル
・燃費:11.43キロ/リットル
・有料道路代:往路5,200円+復路19,450円=24,650円

車内のヘヴィーローテーション
・スピッツ 「三日月ロック」
・PUBLIC ENEMY 「APOCALYPSE 91...THE ENEMY STRIKES BLACK」

まとめ
・四国は、山だらけの地域。各県、県庁所在地の都市部以外は、山。
・香川県のどこでうどんを食べてもおいしい。
・本州と四国を結ぶ橋を渡る料金が高いので、本州から四国へのドライブは、走行距離の割には金がかかる。
・今回のドライブは、緊張のせいかおなかを冷やしてしまったせいかわからないが、ずっとおなかの調子がいまひとつで、常にトイレの心配をしながらの旅で、きつかった。
・異常に疲れたドライブだったが、楽しかった。


【夏休みドライブ(番外編)】 9月12日(月)

レポートで書ききれなかったドライブ中のエピソードを3つ。

エピソードその1。
水曜日の22時前ごろ。宿泊中のホテルを抜け出して車で友達の家に向かっている途中、信号待ちで停まっていたとき、高校生か大学生ぐらいの女の子2人組のうちひとりがおれの車に近づいてきた。窓を開けたら話しかけられた。

「○○まで乗せてってください」(○○は知らない地名で聞き取れず)
「おれこのへんの道わかんないんだー」
「道いいます」
「時間どれぐらいかかるの?」
「15分」
「往復30分か…いま急いでて時間ないんだよね。ごめんね」

というやりとりをして別れたのだが、その後もその子は後続の車に順に声をかけつづけていた。勇気あるというか無防備というかなんと言っていいのかわからないが、この物騒な世の中、ヒッチハイクなんかしちゃう女の子がいるんだなあとちょっと驚いた。また、その女の子たちはなにか非常事態だったかもしれないのにおれは冷たいことをしたかなあとしばらく気になった。でも本当に非常事態なら救急車やタクシーを使うこともできるだろうと考えて自分を納得させた。おれはそのとき友達を待たせていて本当に急いでいたので乗せなかったが、これがもし、友達の家に向かっているときではなくて、友達の家からの帰り道のタイミングだったら、時間もあったから、若い女の子に関西弁でかわいくたのまれてしまったら乗せちゃっていただろうなあと考えている自分がいる。

エピソードその2。
金曜日の夜、松山のホテルの部屋でくつろいでいた。窓を閉めて冷房を入れたら肌寒かったので、窓を開けて冷房を切ってくつろいでいた。すると、くつろぎをじゃまする者が出現! 部屋をバサバサと飛び、壁に付いていた棚に着地した。おそるおそる見ると、体調6〜7センチのカマキリ。うわあ、おれカマキリ苦手なのにー。でもカマキリがいる部屋で寝るのはいやなので、退治しなければいけない。ティッシュを何枚も手に取って、カマキリを包み込むようにつかむことに成功した。殺すことはせず、ふんわりとつかんだ。おとなしく捕まってくれてよかった。そして、7階の窓からティッシュごと外に放り投げてしまった。後のことは知らない。またいろいろなものが入ってきたら困るので、もちろんすぐに窓を閉めた。

エピソードその3。
土曜日の昼間、高速道路を走る帰り道。高速道路の路上をハトが歩いていた。おれが時速100キロぐらいで走っているレーンの前方数十メートルの位置。車が近づいたら飛んで逃げるだろうと思っていたが、近づいても飛ばず、ヨチヨチ歩いている。えーっ!と思った瞬間、おれの車は、ハトをまたいで通過した。心配だったのでバックミラーで確認しつづけたが、ハトはヨチヨチ歩きつづけ、どうやらおれの車の後ろの車も無事にくぐった様子。その次の車はどうなったか確認できなかったのだが、あんな調子ではいずれはひかれてしまうのではないかと思われた。あぶない。


【明言】 9月13日(火)

9月7日、星野仙一さんが、来期読売ジャイアンツの監督をやることはないと明言した。ほっとした。おれは長年中日ドラゴンズファンをやってきて、2002年からは阪神タイガースファンになった。星野さんの熱さが大好きで、無条件に星野さんがいる球団のファンをやってきた。そして来期あろうことか星野さんがジャイアンツの監督をやるかのような連日の報道。おれは大きらいなジャイアンツのファンにならないといけないのか? だが、ジャイアンツを応援している自分を想像することがどうしてもできなかった。かなり悩んだが、星野さんがジャイアンツに行ってもおれはおそらくタイガースファンを続けるだろうなあとなんとなく思っていたここ数日だった。しかし、もう悩みはなくなった。本当によかった。星野さんありがとう。


【連結部】 9月14日(水)

こんなニュースが!

電車連結部に泥酔女性 最高120キロ「記憶ない」

13日午後11時50分ごろ、兵庫県尼崎市のJR東海道線尼崎駅で、網干発野洲行き快速電車を降りた客が、車両の連結部の外側に女性がいると駅員に伝えた。JR西日本は、大阪駅に到着した快速電車を止めて確認、線路に倒れている女性を見つけた。
JR西や大阪府警曽根崎署によると、神戸市西区に住むアルバイトの女性(21)で手に軽いけが。酒に酔っており「明石駅で切符を買ってからの記憶がない。大阪で起こされて初めて気が付いた」と話している。
女性は兵庫県明石市内で仕事をした後、同日夕から同僚らと飲食。自宅に帰るつもりだったという。明石駅から大阪駅までは約52キロあるが、女性がどこから連結部の外側にいたかは不明。快速電車は同区間を51−53分で走り、最高時速は120キロに達するという。
(共同通信) - 9月14日12時28分更新

バカじゃねーの。つくづくあきれる。こういうことをしやがるからおれは酒飲みが大嫌いなんだ。酒飲みの存在が超迷惑だ。こういうやつは名前と顔写真を公表しちまえばいいのに。


【SOS】 9月15日(木)

高速道路を走っていると、路肩のところどころに非常用電話ボックスが設置してある。そのボックスには「SOS」と書かれている。SOSってなんだ?と疑問に思ったので、調べてみた。答えはここにあった。

1906年にベルリンで第1回無線電信会議が開かれました。ここで、世界共通の遭難信号として「SOS」が採用されました。それまでは各国が違う遭難信号を使っていたのです。「SOS」は「save our ship」や「save our soul」の略だと言われますが、これはあとからこじつけられたもの。「SOS」が採用された本当の理由は、「トントントン ツーツーツー トントントン」(・・・---・・・)という、簡単で分かりやすいモールス信号で表せたからです。

なるほどー。
それにしても、NTTドコモは「電子図書館」なんていうページを作っていたんだなあ。他にもおもしろい記事がいろいろあるぞ。


【タルト】 9月16日(金)

先日の四国ドライブで、職場の人たちへのおみやげに「ひとくちタルト」というお菓子を買ってきた。


ひとくちタルト

ん? タルト? おれが知ってるタルトは、硬めのマドレーヌの中をくりぬいて皿状にしたようなものに、いちごやクリームを乗せたお菓子である。でもこのタルトは、あんこをカステラで巻いてある。ぜんぜんちがうぞ。
調べてみたら、タルトは2種類あった。勉強になった。
以下、大辞林より。

タルト(tarte:フランス語)
パイ生地またはビスケット生地を型に入れて焼き、クリームや果物をのせた菓子。

タルト(taart:オランダ語)
南蛮菓子のひとつ。ゆずあんをカステラで巻いた生菓子。松山名産。


【続々々・24】 9月17日(土)

(9月2日のつづき)

「24(TWENTY FOUR)」シーズン1は、全24話のうち13話まで観たところで話がちょっとひと区切りついた感じになったので、先日はそこで夏休みのドライブに出かけたのだった。それからだいぶ長い間、鑑賞を中断していた。残りは11話である。ゆうべ帰宅後に2話観て、残り9話。きょう夕方に観始めたら、後半は話が進むにつれてどんどん盛り上がって、へとへとになりながらも途中でやめられず、ほとんど休みなしで一気に最後まで観終えた。すごくおもしろくて楽しめた。まだシーズン2とシーズン3を観ていないけど、DVDのBOXを買ったのは正解だったと思う。たぶん何度か繰り返して観ることになると思うので、レンタル料金を考えると元はとれる計算になる。

(9月27日につづく)


【コナジラミ】 9月18日(日)

先日、室内で育てているクワズイモの葉の裏に、白い小さい虫が無数に付いているのを発見。そのときは濡れた布でふき取って退治したのだが、きょう見たらまたいっぱい付いていた。手を打たなければいけない。インターネットで調べたところ、どうやらやつらはコナジラミという虫のようだ。そういえばコナジラミはだいぶ前にもベランダのプランターで栽培していたなにかの葉っぱに発生したことがある。あのときは農薬を使ってもなかなかいなくならず苦労したっけ。さて、またしてもコナジラミに戦いを挑むことになった。ホームセンターの園芸用品売場で農薬を物色し、コナジラミに効くと書いてある薬品を買ってきた。クワズイモの鉢をバルコニーに運び、農薬を吹き付けた。これでしばらくのあいだ見守って、やつらが再発生しないようなら鉢を室内にもどす。


【ホタテを煮る】 9月19日(月)

ここ数週間ぐらいだろうか、なぜか妙にホタテが食べたかった。貝柱の刺身ではなくて、まわりのヒモやなんかをひっくるめて煮たホタテが食べたい。でも出来合いの惣菜としてそのようなものはなかなか売っていない。これは自分で作るしかないと思い、夜、実家に電話をかけて妹に作り方を聞いた。そして23時ごろ、近所のスーパーにホタテを買いに行った。北海道産の立派なボイルホタテが4個で425円。大根とインゲンといっしょに買った。帰宅してさっそく料理をした。味付けは目分量でてきとうにやった。見たかんじできあがったように見えたころ火を止めて、完成ということにした。そして、炊きたてのごはんといっしょに食べてみた。味は…おいしかった! 初めて作ったにしては上出来だった。魚介類を煮るのはむずかしいと思いこんでいたが、それほどむずかしくないのかもしれない。今度は、カレイを煮てみようと思っている。


こんなかんじにできました。


【妹とのメールやりとり】 9月20日(火)

そういえば1ヶ月ほど前に妹とこんなメールやりとりをした。

(妹)
今日バスに乗ったらね、赤白帽をかぶったじいちゃんが乗ってきたよ。ちゃんとアゴに白いゴムをかけてた。あの帽子を実用化している人は初めて見たよ。ちなみに今日は赤組でした。

(おれ)
じいさんがかぶるから変な感じがするだけで、キムタクがかぶれば赤白帽もファッショナブルだし、たちまちはやる。そんなもんだ。


【ポップコーン】 9月21日(水)

一時期、カステラがおいしくておいしくて、常に自宅にカステラが用意されていたが、カステラは食べすぎてもう飽きた。最近はまっているのはポップコーン。おいしいおいしいとぱくついている。プレーンな塩味が好みです。


【ドラマ3つ】 9月22日(木)

夏のドラマが次々に最終回を迎える時期である。おれはこのシーズンは3つのドラマをみた。ひとことずつ感想を書こうと思う。

「スローダンス」
深津絵里の芝居のうまさを再確認した。ほんとにうまい。笑っちゃうぐらいうまい。
このドラマをみておれの広末涼子に対する気持ちがどう変化するかがひとつの楽しみだった。結果は、昔のような「だいきらい」ではなくなったが、やっぱりきらいはきらい。「にた〜」と笑うあの顔がどうしても好きになれない。

「女王の教室」
天海祐希の演技が光っていた。今までにみたことのないタイプのすごいドラマだった。すさまじい展開に毎回衝撃を受けながら、どきどきしながらみた。でも最終回は拍子抜けだったかなと思う。尻すぼみ感は否めない。

「電車男」
つまらないドラマだった。電車男が泣くシーンが多すぎでうんざりした。電車男のせりふは「すみません」と「ありがとうございます」ばかりで、情けないったらない。掲示板の住人たちの描かれ方も極端な変人ぞろいで、気持ち悪かった。こんなくだらないドラマみなきゃよかった。


【野球観戦】 9月23日(金)

朝6時に目がさめて、きょうは用事ないなーなにしよっかなーとぼけっとネットサーフィンをしていて見つけた。きょうはインボイスSEIBUドームで西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスのデーゲームがある。散歩がてら行ってみようかという気になった。おれんちから球場までは乗り換えはあるが5駅だ。近い。タイガースの次に好きなチーム、ライオンズを今年は生で見ていない。うん、応援しに行こう。

試合開始に30分ぐらい遅刻する電車で出かけたのだが、電車はすいていた。球場もすいているのだろうか。
内野席は高いので、外野自由席のチケットを買った。
入場してみたら、思った以上に観客がいて、おれは外野席後ろの通路で立ち見になった。応援団が陣取っているエリアのすぐ後ろだった。
考えてみれば、3位を死守してプレーオフに出たいライオンズと、ロッテの追撃を退けて首位で終わりたいソフトバンクの試合だもんな、客も入るし盛り上がるわけだよ。

試合結果は…

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計 安打
ソフトバンク 0 1 0 0 1 1 0 0 2 5 8
西武 0 0 0 0 0 1 0 0 3 4 8

ホークスにホームランを打たれまくりだった。4本も打たれた。ライオンズはホームランなしだった。
ライオンズの9回裏の攻撃は興奮した。1点差まで追い上げて、2アウトランナー2塁1塁。もしかしたらドラマが起こるのではないか?と、応援にも熱が入った。が、残念な結果に終わった。
ライオンズのチャンスの局面で繰り出される応援曲のフレーズと掛け声(なんて言っているのか聞き取れないんだが)は、ものすごくかっこよくて鳥肌もんだった。おれもライオンズのファンでよかったと思いつつ曲に包まれて応援した。

ライオンズは負けちゃったけど、すごく楽しめたのでよかった。いい休日をすごすことができた。


外野席からの眺め


7回の攻撃前の風船飛ばし

追伸
Sさん、いつもメッセージをありがとうございます。日記執筆のはげみになっています。
今回は星野仙一さんの件とハトの件でのメッセージ、うれしく読みました。
これからもこのつたない日記をよろしくお願いいたします。


【チルドレン】 9月24日(土)

先日テレビで見た小泉総理のインタビュー。

記者「83名の小泉チルドレンが生まれましたが」
総理「知らないね。大人ですよ。チルドレンじゃないですよ」

ぎゃはは。屁理屈だ。


【R2】 9月25日(日)

愛車あんころもちを車検に出した。貸してもらった代車はR2だった。きょうは職場で短時間の作業があったので、R2に乗って職場まで行った。あんまりかっこよくないけど運転しやすい車だった。フォレスターと比較すると馬力がかなり劣るので加速がきびきびできずとまどった場面もあったが、車体のサイズが小さいため小回りがきく点は運転していてらくちんだった。


スバル R2


【的中】 9月26日(月)

きのう、競馬をやった。今はインターネットで馬券を買えるので気軽に競馬を楽しめる。

中山11R 産経賞オールカマー(GII)
馬券購入:単勝10番ホオキパウェーブ 1,000円
結果:1着10番ホオキパウェーブ 払戻金590円

阪神11R 神戸新聞杯(GII)
馬券購入:馬単9番→13番 ディープインパクト→シックスセンス 1,000円
結果:1着9番ディープインパクト 2着13番シックスセンス 払戻金520円

投資した2,000円が11,100になった!
2レース買って両方とも当たるなんて、数年に1度あるかないかの快挙だ。
びっくらこいたし、うれしかった。


【CTU】 9月27日(火)

(9月17日のつづき)

「24(TWENTY FOUR)」シーズン2をみはじめた。またもやはまりにはまって、むさぼるようにみている。やめられない。寝る間も惜しんでみている。

おれの携帯電話のメール着信音を「24」に出てくる組織、CTU(テロ対策ユニット)の内線電話の呼出音にした。こりゃ重症だ。

CTU内線電話の呼出音(wav形式 446KB)

(10月1日につづく)


【暖房】 9月28日(水)

きのうから、自宅の空調が暖房に切り替わりました。まだごく弱めの温度設定だけどね。


【祝】 9月29日(木)


阪神タイガース、2005年セ・リーグ優勝!! おめでとう!!


【胴上げ】 9月30日(金)

きのうの岡田監督の胴上げについての考察。

岡田監督の飛ぶ姿勢はなかなかかっこよかったと思う。もし監督自身がかっこよく宙を舞おうとする努力をしていたのだとしたら、その努力は実ったと言っていいだろう。よかった。
問題は、監督を持ち上げる選手たちだ。超へたくそだった。なにやってんだ!しっかりやれ!って思った。理想の胴上げは、選手たちがグラウンドに丸く集まり、円の中心で監督を真上に浮かせるのである。しかし今回の胴上げは、選手の集まり方はバラバラで乱れているし、監督は中心にいない。集団の端っこの方で胴上げが始まり、監督は真上に飛ばず微妙に斜め上に飛んでしまい、一回舞うごとに端へ端へと位置がずれていった。しまいには集団の端までいって地面にズドンと落ちてしまうんじゃないかと心配になった。これは、監督はまったく悪くない。悪いのはいいかげんな気持ちで胴上げに取り組んだ選手たちだ。猛省するべきであろう。
日本シリーズで勝ち、日本一になって、もう一度胴上げの機会があることを期待する。そのときは是が非でもきれいな胴上げをきっちりと決めてほしいものである。


8月 10月