【ドライブと休日出勤】 ３月１日（土）

東京のオフィスに出勤した。半月ぶりの自分の席。散らかっててむさくるしいところだが、懐かしくて、気分が落ち着いた。
オフィスには、ドライブも兼ねて車を運転して行った。どしゃぶりの雨の中だったが、楽しいドライブだった。あんころもち、すでに走行距離が５千キロを超えている。点検に連れていきたいのだが、時間の余裕がない。

【羊たちの沈黙】 ３月２日（日）

きのうのドライブの帰り、遅くまでやっている店に寄って、映画「羊たちの沈黙」のDVDを買い、帰宅してすぐに上映した。近々「羊たちの沈黙」シリーズ第３弾「レッド・ドラゴン」をみにいこうと思っているので、第１弾の復習をしておこうと思った。やっぱこれ、ジョディ・フォスターがいい演技してるよなあ。名作だなあ。

羊たちの沈黙

【コーヒーで二日酔い】 ３月３日（月）

きのうの夜、岐阜に移動して、きょうからまた岐阜での仕事。
きのうの夕方コーヒーを飲んでみたのだが、そのあとずっと胃の調子がおかしくて、それはきょうの昼ぐらいまで続いた。まるで二日酔いみたいだ。なんでこうなっちゃうんだろう。緑茶や紅茶をいくら飲んでもこういうふうにはならないので、原因はカフェインじゃないんだろうなあ。コーヒーに含まれるなにかなんだろうなあ。やっぱりおれはコーヒーは飲まないことにしようと思った。

【のり巻】 ３月４日（火）

ウイークリーマンションにはずいぶん慣れて、居心地がよくなってきた。毎晩、万年床ですっかりくつろいでいる。
一方で、スーパーのごはんに飽きているのが問題。毎晩毎晩つめたいのり巻じゃいやになるよなあ。でも食料を手に入れられるところがそこしかないんだからしかたがない。なんかいい手はないかなあ。

【トラブル続出】 ３月５日（水）

仕事場ではトラブル続出！
人生いろいろあるからおもしろいんだと考えることにしよう。
後々、笑い話にできるといいんだが。

【踊りあがる】 ３月６日（木）

仕事場のトラブルは、出口の光が見えてきた。
いっしょに作業している仲間は、踊りあがってよろこんでいた。

【一難去って…】 ３月７日（金）

仕事場でまたもやトラブル！ 一難去ってまた一難てところか。あーもう！

【レッド・ドラゴン】 ３月８日（土）

今週末は東京に戻るのをやめた。片道４時間、往復８時間かかることを考えたら、その８時間を岐阜で有意義に使うこともできるかなと思ったから。
きょうは岐阜の繁華街の映画館に出かけて「レッド・ドラゴン」を見た。おもしろかった。「ハンニバル」よりずっとよかった。アンソニー・ホプキンスは、もういい歳のはずなのにがんばっていた。先日「羊たちの沈黙」をみておいたのがよかった。「レッド・ドラゴン」をみるなら必ずみておくべきだ。
小さめの劇場で、定員は100人弱。スクリーンは小さかった。観客は７、８人だった。ちょっとさびしい、かわいそうな映画館だった。

【ダイ・アナザー・デイとダークネス】 ３月９日（日）

バスで１５分の郊外にリバーサイド・モールというところがあって、映画館があることがわかったので、そこに出かけた。きょうも映画をみるぞ。
「007 ダイ・アナザー・デイ」をみた。007シリーズの作品をまともにみるのはこれが初めてだ。あんまり期待せずにみていたが、思った以上につまらなかった。まるで漫画だ。ノリはジャッキー・チェンの映画と同じだ。ばかばかしく、ありえない展開。その上、頭の悪いおれにはストーリーで理解できない点がいくつかあった。なんだこれは！ もう007には金を使わないだろう。きょうは公開２日目だったので混んでいた。後ろの席の馬鹿者がおれの席の背もたれに足をガツガツぶつけやがるので気になってしかたがなかった。ブーン、ブーンと携帯電話のバイブレータを震わせてるやつがいるかと思ったら、着信音を鳴らしだすやつもいたりして、これだから混んでる映画館はいやなんだ。映画はつまんないし、館内でいやな気分になり、楽しめなかった。
このまま帰ってはつまらない一日になりそうだったので、レイトショーでもう１本みることにした。こんどは「ダークネス」を選んだ。こわそうな作品でけっこう期待していたが、これまた期待を裏切られた。タイトルどおり、全編とおして暗い映像だった。だけど、たいしてこわくないし、ストーリーもぱっとしなくて意味不明。失敗した！ 館内はすいていてストレスはなかったが、ちょっと寒くて体が冷えてしまった。
レイトショーをみる人はみんな車で来ていた。２３時に走っているバスはない。タクシーを呼んだ。帰るのに３０００円かかった。
きのうきょうの２日間で３本の映画をみたが、１本当たりで、２本はずれ。映画ってのはいい作品に当たる確率はまあこんなもんかなと思う。

【奇跡のチケットゲット】 ３月１０日（月）

おととい、アヴリル・ラヴィーン追加公演のチケットを予約することができた。奇跡だ。初回公演の抽選ではずれ、一般発売で電話がつながらず売り切れ、追加公演の抽選もはずれて、一般発売のおととい、もうだめだろうなとあきらめ気分で電話しつづけたら、つながって、予約できた！ すっげーうれしい！ 今週末はチケット受け取りのためになにがなんでも東京にもどらないと、この努力が無意味になる。というわけで週末はもどる予定です。

【岐阜生活環境】 ３月１１日（火）

読者からリクエストがあったので、岐阜の住まいの写真を載せます。

ウイークリーマンション外観

遠くから

部屋の窓からの眺め

万年床

最寄駅

近々、市になるらしい

【焼きそば定食】 ３月１２日（水）

岐阜には、レストランや食堂のメニューに「焼きそば定食」があることがふつう。初めは、なに！ 焼きそばをおかずにごはんを食べる？ へんなのー！ と思っていたが、食べてみたところなかなかいける！ くせになりそう。このメニューは関東でも取り入れてほしいと思った。考えてみると、地方によってはお好み焼き定食なるものもあるらしいので、ちっともおかしくないな。今週も何回か焼きそば定食を食べようと思っています。

【みずほ】 ３月１３日（木）

おとといのっけた写真を見てくれた読者の指摘で気づいた！ 穂積町は隣の巣南（すなみ）町と合併して瑞穂市になるんだ。穂積市だとばかり思ってた。ほづみがみずほになるんだ。ダジャレみたいな名前の付け方だ。まったく。

【けった】 ３月１４日（金）

いまいっしょに仕事をしている仲間に名古屋在住のメンバーがいるが、彼は、自転車のことを「けった」と言う。はじめて聞く言葉だった。ためしに「自転車 けった」でインターネットのサイトを検索してみたら、いっぱいひっかかった。まちがいなく自転車を意味する言葉なんだ。

【ふにゃふにゃ】 ３月１５日（土）

昼間は岐阜で仕事をして、夜に東村山にもどった。
一番の心配、パキラは、茎がふにゃふにゃになっていた。死んだかもしれない。だとしたら悲劇だ。もうちょっと様子をみる。

【１泊ふえる】 ３月１６日（日）

この週末、たった１泊しかできないのに自宅に戻ったのは、アヴリル・ラヴィーンのチケットを郵便局で受け取らなくてはならなかったので。チケットは無事入手できた。うれしい。
夜の新幹線で岐阜に行く予定だったのに、部屋でうとうとしていたらけっこうな長い時間気を失っていて、目が覚めたときはもうそれから急いでも最終の新幹線には乗れない時刻だった。ドジ。結局自宅で２泊することになった。移動は明朝することになった。

【長い一日】 ３月１７日（月）

ゆうべは、夜中になってからスーツのズボンのすそ上げをしたり、仕事のことが気になってパソコンとにらめっこしたりして、そんなこんなしてるうちに朝を迎えた。５時に自宅を出て岐阜に向かった。６時半の新幹線に乗って、仕事場には９時すぎに到着。着いたときすでにへとへとだったのに、あしたの夕方までに仕上げなければならない作業がまだまだ残っていて、みんなで徹夜モードに突入、翌朝４時半まで作業は続いた。ぼっろぼろになった。

（３月１８日につづく）

【とろける】 ３月１８日（火）

（３月１７日のつづき）

朝４時半にひとまず作業の区切りがついたので、９時まで全員休むことになった。３人は臨時の宿泊施設に寝に行き、ひとりは車で帰った。残ったのはおれともうひとり。マッチョな彼はダンボールで寝床をこしらえ、あっという間に寝息をたてはじめた。おれは、床のカーペットに寝ることに決めて、スーツの上にコートを着て寝ころがった。すぐに眠りについたが、７時すぎに寒くて目がさめた。暖房を強めて、窓のところにある送風口の上に寝た。床上７０センチの狭いスペースで、熱風につつまれて９時までとろけた。

寝床

【ぶた箱】 ３月１９日（水）

きょうはウイークリーマンションの退去日だった。ゆうべは帰りがおそくて、しかも頭痛がひどかったので、今朝おきてから荷物をまとめた。４週間すごした部屋を去るときは、少しさびしい気持ちだった。慣れてだいぶ居心地がよくなってたからなあ。

岐阜での作業はもうしばらく続きそう。今晩からは、仕事場の隣のビルにある宿泊施設を利用することにした。ここがまたすごいところだった。

• 部屋の広さは４畳半ぐらい。
• 部屋に窓はない。
• 壁は薄いし天井がふさがってないので、音が筒抜け。
• テレビの音はヘッドホンで聴く。ヘッドホンを引っこ抜いても音は出ない。
• トイレは共同。
• 風呂なし。共同シャワーがある。
• 部屋内禁煙。

インターネット回線使い放題、わりと清潔、仕事場まで徒歩５分で行けること以外はいいところがない。
でも、安いし、短期間だし、めったにできる経験じゃないと思うので、この状況をできるだけ楽しもうと思う。

外観（このビルの７階）

廊下

３６号室がおれの部屋

室内

天井

（３月２６日につづく）

【8Mbps】 ３月２０日（木）

ぶた箱のインターネット回線は、スピードは8Mbpsぐらい出ていて快適なのだが、通信に制限をかけているらしく、WinMXやWinnyといったファイル交換ソフトが使えないのが不便。ていうかもったいない。ていうかエロ動画を手に入れる楽しみがない。

【少林サッカー】 ３月２１日（金）

この週末３連休は自宅にもどるのをやめて。岐阜でゆっくりすることにした。といっても、昼間は仕事をしていることになりそうだ。きょうも仕事をした。
仕事仲間から映画のファイルをもらった。「少林サッカー」。夜、ぶた箱にこもってパソコンとヘッドホンを使って鑑賞した。どうせくだらない映画だとなめきってみていたのに、予想に反して、めちゃくちゃよかった。いつのまにか引き込まれていて、感動してしまった。非常に気持ちのいい作品だった。特筆すべきは、かっこいいテーマ曲が作品をかなり盛り上げていることと、女優ヴィッキー・チャオがすごくきれいなこと。この映画はDVDを買ってコレクションに入れておきたい。

【ジャッカル】 ３月２２日（土）

出勤した。きょうは一日ずっと仕事場におれひとりきりだった。電話は一度も鳴らなかった。だれともひと言も話さないさびしい一日だった。ときどきインターネットで遊んだり、ときどき夢の世界に足を踏み入れたりしながら仕事をした。
夜、テレビで映画「ジャッカル」をやっていたのでみた。前に一度みて、おもしろかった記憶があったが、やっぱりおもしろかった。悪役のブルース・ウィリスもなかなかよい。

【ハンニバル】 ３月２３日（日）

おとといの午後東京にもどっていた仕事仲間が昼ごろ岐阜にもどってきて「仕事しないんですかー」とか言うもんだから、きのうで休日出勤は懲りていたのだが、午後数時間、仕事場に行って働いた。
夜、テレビで映画「ハンニバル」をやっていたのでみた。前に映画館でみたときはたいしたことないなあと思ったけど、やっぱりたいしたことなかった。残酷な気持ち悪いシーンがカットされていて、さらにがっくりきた。

【ザクを買う】 ３月２４日（月）

コンビニで、小さいザクのプラモデルを見つけたので買った。税込399円。いっしょにいた仲間２人も別のモビルスーツを買った。あした見せあおうと約束して、部屋にもどった。

かっこよさそうだ！ どきどき！

箱を開けた。中ぶたまでついている！ 精巧だ…。

うおお！ すげえ！

そして、中ぶたをあける。
なっなんだこれは！！

メモ100枚

仲間たちもそれぞれの部屋で同じようにショックを受けていた。
さっそく集まって、反省会をした。

よーく見ると書いてある。いんちき商品！
だまされた人が何人いるだろう。

【なるほど】 ３月２５日（火）

おれの口癖は「なるほど」らしい。岐阜の仕事仲間に指摘されて気づいた。指摘されて、ものまねとかされたら、気になりだして、意識して使わないように使わないように努力した。そしたら「なるほど」なしでも会話ができるようになった。おれの口癖はもうひとつ「あそっか」ってのもあるみたいだが、これだけはやめられない。

【続・ぶた箱】 ３月２６日（水）

（３月１９日のつづき）

ぶた箱生活、きょうで１週間。岐阜での作業がもうすこし続きそうなので、滞在を１週間のばした。今ではもうぶた箱の生活に慣れて、居心地がよくなってきた。音なんか誰に聞かれたっていいやと思っちゃってるし、共同トイレや共同シャワーもへっちゃらになった。たばこを吸うのにいちいち喫煙コーナーに歩かなくちゃいけないのと、テレビをみるのに重いヘッドホンを使わなくちゃならない点以外は、ストレスを感じなくなった。幸い現在ここの利用者が少ないので、そういう快適な生活が送れているんだと思う。３０以上部屋があるのに、泊まってるのは５、６人じゃないかと思う。それにしても、慣れっておそろしい。自分でもびっくりだ。

【感謝】 ３月２７日（木）

お客様と打ち合わせをして、４月２日（水）に岐阜での作業を終了させてもらうことになった。この１ヶ月半の間、たいへんな思いもしたけどすごくたのしかった。いっしょに仕事をしたメンバーにめぐまれたのが大きい。メンバー次第では、こんな慣れない環境で長期の作業をしていたらストレスでおかしくなるだろうに、そんなことはまったくなかった。いっしょに仕事ができたメンバーに感謝している。どうもありがとうございました。また、仕事上はじめての経験がけっこうあり、非常に勉強になった。ここで仕事をしたことは自分にとってまちがいなくプラスになった。やらせてもらってよかった。会社にも感謝。

【アホがそろう】 ３月２８日（金）

よくまあこんなにアホがそろったもんだと思う。岐阜でいっしょに仕事したメンバーは、アホぞろい。仕事中に下の毛を出す若者、エロ動画がたっぷりつまったハードディスクを持ち込むほうも持ち込むほうだが、それを知ったメンバーは全員で競ってコピー。エロ動画でも、ここでは書けないような異常なジャンルのものをコレクションしてるマッチョ、なにをやらせても失敗ばかりする４０歳のおっさん、「おけーつちんこまんこボボンボン♪」とか歌いながら突然踊りだす人がいたりと、本物のアホがそろった。職場は常に明るくて、まじめに仕事しながらも笑いが絶えなかった。ほんと、仲間にめぐまれた。
何ヶ所かで作業をしたが女性はいなかった。その点はつまらなかったが、それがはめをはずせた大きな要因だろう。スキがあればカンチョウされるし、おれもしまくった。男どうし胸や股間のまさぐりあいをしておかしな気分になった。男だらけの刑務所で同姓に目覚める話を聞くが、気持ちがなんとなくわからなくもない。（あぶないあぶない）

【出前】 ３月２９日（土）

岐阜の仕事場では、昼食に出前を取ることが多かった。釜飯屋さんの定食メニューを利用した。
きょうは休日出勤をした。昼ごはんはいつもの店に出前を頼んだ。だけど約束の時刻を２０分過ぎても届かないので、いらいらして電話してみたら、

「さっき出ました。そろそろ着くと思います」

と、そばやの出前の決まり文句を聞くことができた。そう答えたおばちゃんの背後ではまだ調理中の気配がした。

【岐阜城と味噌煮込み】 ３月３０日（日）

仕事仲間のマッチョ男と岐阜城を見に行った。
手をつないで歩こうという計画は、はずかしいからやめた。

山の上の城まではロープウェイで登る

天守閣

天守閣からの眺め

岐阜城は、マッチョ男は楽しめたみたいだったが、おれは歴史にあんまり興味がなく知識もないのでピンとこなかった。まあ、こういう機会でもないと城を見ることなんてないからよしとしよう。

おれは、帰りに食べに行った味噌煮込みうどんに感動した。アルデンテの麺と、しょっぱいみそ味が最高においしかった。味噌煮込みはマッチョ男には不評だった。

疲れがたまっているはずなので部屋で一日ごろごろしていてもよかったが、思い切って出かけて、有意義なミニ観光ができてよかった。

【赤ちゃんの手】 ３月３１日（月）

きのうのミニ観光旅行の行きの電車で、車内で立ってたら、そばに、お母さんにだっこされてる赤ちゃん、たぶん生まれて１ヶ月とか２ヶ月のちっちゃい赤ちゃんがいて、かわいかったから、お母さんの肩にまわってる手を、お母さんに気づかれないようにこっそりさわってみた。そしたらその手は冷たかった。死んでるのかな？ と思ったけど、赤ちゃんはちゃんと動いていた。