【自分探しの旅(出発前日)】 6月1日(火)
あしたからアメリカ旅行に行きます。
まずシアトルに入り、レンタカーであちこち観光しながら移動し、ニューヨークまで横断する計画です。
7月1日に帰国します。
PCを持参し、現地ではできるだけインターネットの使える宿泊施設を選びながら旅をしようと思っています。ですので、日記更新やミクシィでのやりとりはできると思います。毎日できるかどうかはお約束できませんけれども。
携帯電話はつながるエリアが多いと思いますが、通話もメールも通信料がべらぼうに高いので、緊急時以外は使いません。
メールをくださる場合は、PCアドレス takamasa@mogura.tv 宛に送ってください。
それでは、留守をよろしくたのみます。
いってまいります。
あ、節約旅行なので、おみやげはないと思います。
【自分探しの旅(1日目)】 6月2日(水)
成田国際空港に来ました。
うちを出て駅に行ったら、西武新宿線が人身事故で止まっていました。
あわててタクシーを使ったり別路線に乗ったりして移動しました。
予約してあった京成スカイライナーには間に合いませんでしたが
予定の30分遅れ、フライトの3時間前に空港に到着できました。
時間に余裕をもたせた計画を立てておいてよかったです。
デルタ航空296便に乗ります。
客室の様子です。
シートの革(合成皮革かな?)が少しへたれていました。
でも別に気になりません。
そうそう、おれが自分の席にたどりつくなり、隣の女性に声をかけられ
2列前にいる身内と並んで座りたいので席を替わってほしいと言われました。
おれは意地でも通路側の席に座りたくて、2ヶ月も前から座席を指定しておいたのに
見知らぬ人の気まぐれでやすやすと窓際の席に移るなんていやです。
しぶっていたら、2列前の外国人が席を替わることになり、おれの隣に来ました。
こうしておれはめでたく変更なく予約どおりの席に座ることができました。
ていうか席を替われとか簡単にぬけぬけと言うずうずうしい人って
どういう神経してるんだろう。
飛行中の窓の外の様子です。
機内食です。
カレーシュリンプ、野菜のマリネ添え、
季節のグリーンサラダ、
鶏照り焼き丼、人参、さやえんどう、
パイナップルケーキ。
ビールが無料だったので飲みました。
おいしかったですよ。とびきりおいしいまではいきませんが。
完食しました。
朝の軽食です。
季節の新鮮なフルーツ、
デニッシュペストリー、
ヨーグルト。
米系航空会社のサービスや機内食を悪く言う人もいるようですが
今回のフライトではいやな思いをすることはひとつもありませんでした。
(前述の座席の件はありましたが、航空会社は悪くないです)
いいっすよ、デルタ航空。
8時間半のフライトで、シアトル・タコマ国際空港に到着しました。
機体はエアバスA330-300でした。
シアトルは雨がふったりやんだりのあいにくの天気でした。
入国審査官「観光?」
おれ「イエス!」
入国審査官「何日いるの?」
おれ「30日ぐらい」
入国審査官「てめえなんでそんなに長くいるんだよ!」
おれ「シアトルからニューヨークまでドライブするんすよ」
入国審査官「ワオ!」
みたいなやりとりがありました。
ハーツのカウンターで、お兄さんといろいろやりとりをして
レンタカーの手続きをしました。
親切なお兄さんで、ひとつひとつ丁寧に説明してくれたので
ちんぷんかんぷんな点はひとつもなく、気持ちよく借りられました。
「写真撮っていいすか?」ってきいたら快諾してくれました。
旅の相棒はこいつ。
トヨタカムリ(グレー)。
モーテルのチェックイン前に車でちょっと走り回ってみました。
モーテル付近にはほとんど店がないようです。ざんねん。
コンビニで店員さんにやり方をきいて、自分で作るホットドッグを試しましたが
なんだかグチャグチャになっちゃいました。
でも食えればいい。
夕方モーテルにチェックインして、だらだらしていたら
時差のせいと、飛行機であまり寝られなかったこともあり
いつしかベッドで気を失い、気づいたら22時台でした。
夜の外出はちょっとこわい気もしたのですが
コンビニまでドライブしてみました。
特にやばい場面はありませんでした。
大きめサイズのサラダを食べながら乾杯しました。
サンドイッチは夜食です。
【自分探しの旅(2日目)】 6月3日(木)
シアトルでの宿泊場所を紹介していませんでしたね。
安価なチェーンのモーテル、モーテル6に5泊します。
モーテル6は18年前のアメリカドライブの際にもかなりお世話になりました。
今回の旅でもちょくちょく利用すると思います。
室内の写真はあしたにでも載せますね。
昼前、出発するとき、やっちゃいました。
車の座席にカメラを置いて、ドアが開いている状態のとき
なにかの拍子に、うっかりカメラを地面に落として
レンズに付けていた保護フィルターが割れてしまいました。
カメラ本体とレンズが無事だったのが本当によかったです。
保護フィルターがない状態は好ましくないので、買うことにしました。
店のあてはないのですが、ダウンタウンに行けばカメラ屋ぐらいあるだろうと考え
行ってみました。
カメラ屋はすぐに見つかりました。
店のおにいさんにきいたら、レンズ保護の機能もあるUVフィルターと
C-PLフィルターのセットをすすめられました。
おれは、レンズ保護のみのフィルターが欲しいと伝えました。
でも、これしかないのだと言われました。
「UVフィルター単品もあるが35ドルだぞ。
で、C-PLとの2枚セットは35ドル99セント。どうするよ」
ときたもんです。
C-PLフィルターがどういうものなのかその場では理解できなかったのですが
偏光(光の表面反射を除去する)、つまりサングラスのような機能のようです。
まあ持っていてもいいのかな。いつか使う日が来るかも。
購入後、おにいさんと雑談をしたのですが
おれが、ボーイング社の工場見学に行くつもりだと伝えたら
あそこはつまんないからやめろと言います。
ばかでかい建物の中で飛行機を作っているところを遠くから見て楽しいか?
それに工場内は写真撮影禁止だし。
例えばおれが日本に旅行に行ったとして、自動車工場を見たいとは思わない。
それと同じだ。やめとけ。
だとさ。
で、おすすめは、航空博物館とのこと。
飛行機がいっぱい展示されているし、いろんな企画もある。
写真も撮れる。
遠くのボーイングに行くなら、近くの航空博物館にしとけ。
とのこと。
おれはおにいさんの言葉を信じ、工場見学はやめることにしました。
ダウンタウンを少々散策しました。
これはトロリーバスってやつ?
フリーペーパーの置かれ方もかわいいです。
少し離れたところにスペースニードルが見えました。
ここでふと、そういえばさっきのカメラ屋でフィルターを取り付けてもらったとき
フィルターのパッケージ(上の写真の緑の紙)をもらわずに店を出てしまったことを
思い出し、よくわからんフィルターを買ったんだから説明を読みたいと思い
カメラ屋に引き返して、お兄さんに「紙ちょうだい」って言って
もらってきました。
スペースニードルに行くことにし、モノレールに乗りました。
モノレールの車内です。
数分でスペースニードルに到着です。
スペースニードル展望台からの景色、その1。
スペースニードル展望台からの景色、その2。
スペースニードル展望台からの景色、その3。
スペースニードルのふもとのフードコートで食事をしました。
ハンバーガーデラックスと、ドリンクはトリプルベリー。
おれはLとRの発音なんかてきとうなんですが
TRIPLEBERRYは店員さんになかなか通じず、ちょっとあせりました。
その後、航空博物館に行きました。
ふだん閉館は17時ですが、毎月第1木曜日は21時まで営業していて
17時以降は入場無料とガイドに書いてあったので
17時すぎに行ったのですが、館内のどのエリアに行こうとしても
「クローズド!」と言われてしまいました。
なんでかなあ…と思っていたのですが、わかりました。
次の写真。
なんか特別なイベントがあり、きょうは閉館時間を変更したようです。
ざんねん!
しかたがないので、屋外展示の飛行機だけ見ました。
一番感動したのはこれ。ハリアーです。
こいつ、滑走路がなくても離着陸できるんですよ。すごくないですか?
おれは戦闘機には詳しくありませんが
このハリアーだけは気になる存在だったんです。
すげーかっこいーっすよ!!
実物を見られる日が来るなんて思っていなかったので、超感動でした。
あと、コンコルドですね。
これもかっこよくて感動でした。
営業時間内に行っていたら機内も見せてもらえたのかなあ。
航空博物館に到着する直前、カーナビがぶっこわれたんです。
画面が真っ暗。音だけ出ます。
いくらいじくっても直らないので
遠くないし、直接営業所に行ってみるかということで
空港の営業所にまた行くことになってしまいました。
スタッフに事情を話したら理解してくれて
車を交換することになりました。
きのう借りた車とは1日でお別れです。
新しい車は日産アルティマです。
前の車にようやく慣れ始めたところだったのに
このゴタゴタ。ウンザリです。
前の車を返すとき、走行距離をチェックし忘れました。
なんとなーくの記憶で、100マイルぐらい走っていたはずなので
旅が終わったとき、記録に100マイルプラスします。
ネットで調べまくったら、モーテルの近くに24時間営業のスーパーを発見。
行ってみました。
大きいスーパーはコンビニより楽しいですな。
今夜もサラダを食べながら乾杯しました。
カリフォルニアロールは夜食です。
【自分探しの旅(3日目)】 6月4日(金)
きょうはいよいよ、シアトルに来た一番の目的
メジャーリーグベースボール観戦に行きました。
シアトル・マリナーズの本拠地、セーフコフィールドにて
19時10分プレイボールのナイターです。
入場して荷物チェックを受けた直後、おねえさんがおれに何かを差し出しました。
おれはとっさに、グッズ販売の宣伝だと思ったので
「ノー」と言って去りました。
後でネットを見てわかったのですが、きょうはキャンペーンをやっていて
人気のコレクターズグッズ 「フェリックス・ヘルナンデス・トレイン」 が
先着2万名にプレゼントされたとのこと。きっとあれはこれだったんです。
この旅では、常に油断をせず気を抜かず、気安く声をかけてくる人は
無視することに決めていたのですが、それが裏目に出ました。
そのあたり、見極めがとてもむずかしいです。
シアトル・マリナーズ対ロサンゼルス・エンゼルスの試合です。
雨がぱらついていたので、屋根が閉められていました。
屋根つきですがドームではないので、空調はなく、球場内の気温は外と同じです。
防寒対策をしていったのですが、それでも寒かった〜。
1番ライト、イチロー。
イチローのきょうの成績は4打数3安打、盗塁1でした。
イチローのバッティングはやっぱり美しいです。芸術です。
ナマイチロー最高です!!
イチローは守備も完璧でした。
5番レフト、松井。
第1打席でいきなり2ランホームランですよ。
敵ながらあっぱれです。
客席を歩く売り子は全員男性でした。
日本では売っていない変なものも売り歩いていました。
たとえば綿菓子とか。
ピーナッツのカラは床にばらまく文化のようです。
マリナーズは負けました。
電光掲示板に9回裏の得点が表示されていませんが
これはゲームセット時の写真です。
9回裏は三者凡退でした。
ヒットの数は上回っているのに、得点差ありすぎだっつーの。
負けちゃったけど、すげー楽しかったです。
話が前後しますが、昼間は街をふらふらしました。
宇和島屋というスーパーをのぞいてみました。
日本の食材が豊富に売られていました。
商品の値段は高めのようでしたが、お客さんが大勢入っていました。
宇和島屋の建物には紀伊國屋書店がありました。
ここで全米のロードマップを買いました。
アメリカ全体が1枚の大きな紙で見られるタイプです。
トンネルバスに乗り、ダウンタウンに行きました。
無料エリアのためタダで乗れました。
マリナーズ・チームストアに行き、時間をかけてグッズを選びました。
買ったものは全部自分用です。
雨がぱらつき始める中、少し徘徊しました。
馬車が見えますな。
ウエストレイクセンターのフードコートに行って…
今回の旅の初マクドナルドです。
フィレオフィッシュとスプライト。
セーフコフィールド近くのホールではライブの告知。
スレイヤー、メガデス、テスタメント。超豪華なライブです。
日程が合えば観たかったですね。
夜はコンビニめしで乾杯です。
そうそう、モーテルの室内の写真を載せる予告をしてましたね。
こんな感じです。清潔で居心地いいです。
冷蔵庫があれば完璧なのですが、ないんですよねー。
【自分探しの旅(4日目)】 6月5日(土)
またセーフコフィールドに行きました。
きょうは13時10分プレイボールのデーゲームです。
きょうは晴天だったので屋根は開いていました。
青空の下での野球観戦はいいですね。
でもちょっぴり寒いです。
この球場では、鳴り物を使っての応援はありません。
そこが日本の野球の応援の雰囲気と一番ちがう点だと思います。
本日のイベントは「時計の針を戻す日」。
両チームの選手が、90年代に着用していたユニフォームでプレイします。
先着2万名へのプレゼントは、グリーンのツバのキャップ。
きょうのプレゼントはきっちりいただきました。
きょうのマリナーズはグリーンのユニフォームです。
昔のユニフォームでプレイする企画は
日本のプロ野球でも行われていますね。
きょうのイチローは4打数(フォアボール1含む)2安打でした。
イチローはきょう、メジャー通算1,000得点(ホーム生還)をマークしました。
スタンディングオベーションが起こりました。
きょうの松井は5打数(フォアボール1含む)無安打でした。
レモネード売りは商品を頭に乗っけて歩きます。
こんな串団子状の食べ物も売り歩かれているのですが
これがいったいなんなのかわからないのです。
きょうは随所で90年代の曲が使われていました。
グラウンドをならすトンボを持った軍団がぞろぞろ出てきたと思ったら
突然、MC Hammer 「U Can't Touch This」で踊り狂ったりするのです。
当然、会場は沸きます。
おねえさんたち、こんな寒いのになんでそんなに薄着なのよ?
球場の上空には無数のカモメが飛び回っていました。
のどかです。
マリナーズは連敗です。ボロ負けです。
それでもゲームセットの瞬間までファンの声援はあたたかいのです。
みんなマリナーズを愛しています。
たぶんお客さんの9割ぐらいはマリナーズファンです。
セーフコフィールドの隣に、クエストフィールドというスタジアムがあります。
このわきを歩いて帰ったのですが、そこで思わぬ再会がありました。
きのう、トンネルバスに乗ろうとして、どこでどう乗ればいいのかわからず
うろうろしていたとき、話しかけてきたおばさんがいました。
会話したのですがなかなかうまくコミュニケーションがとれず
すごくがんばって、やっとバス乗り場まで案内してもらえました。
おれは、ただのおせっかいなおばさんだと思っていたのです。
そのおばさんに、きょうクエストフィールド前でばったり会いました。
おれが先に気づいて、声をかけました。
おれ「きのうはありがとうでした!」
おばさん「あれあんた! また会ったね!」
おれ「きのうきょうと野球観戦したんですよ。でもマリナーズ2連敗しました」
おばさん「今夜ここでサッカーの試合があるから観ていけば?
チケットは20ドルだよ。
私はここのスタッフだから、チケットが安く手に入るんだよ。
(と言ってIDカードを見せてくれた。
クエストフィールドのロゴ入りの上着も着てた)」
おれ「きょうは疲れたから帰るわ。あしたも野球観戦だし。夜は寒いし」
おばさん「こんなジャケット着てるんだから寒くないよ」
おれ「きのうこのジャケット着てナイター観たけど超寒かったよ」
おばさん「どこに泊まってるの?」
おれ「空港の近くのモーテル」
おばさん「そっか」
おれ「シアトルを楽しんだよ」
おばさん「そしたらもうすぐ日本に帰るのかい?」
おれ「ノー。ニューヨークまで行くんだよ」
おばさん「おやまあ!」
みたいな会話をし、握手をして別れました。
おばさんはあやしい人じゃありませんでした。
モーテルの前から見える景色ですが
遠くに、白く雪が積もったでかい山がきれいに見えるのです。
たぶんマウントレーニアだと思います。
(写真見にくいですが、右上に見えます)
夕方の食事はサンドイッチです。
夜はアジアンスタイルサラダで乾杯です。
サンドイッチは夜食もしくはあしたの朝食です。
そういえば、おととい買ったカリフォルニアロール、あれは最悪でした。
すっげーまずかったです。
太巻きののり巻きが9個入っていたのですが
3個食べたところで降参し、胃腸薬を飲みました。
なんなんですかねえ、シャリがまずいような気がします。
アメリカで寿司を食べちゃいけませんね。
セーフコフィールドにイチロールという名物寿司があるようですが
まずいに決まってるのでやめておきました。
あと、サラダのドレッシングとかホットドッグのソースに入っているスパイスで
ちょっと苦手なものがあります。
でも、それがなんというスパイスなのかわからないので避けようがないのです。
これはモーテルの窓からの眺めですが
20時40分でもこんなに明るいんですよ。
【自分探しの旅(5日目)】 6月6日(日)
セーフコフィールドに行くのはきょうが最後です。
試合開始前に、当球場名物、ガーリックフライを食べてみました。
フライドポテトに、炒めたみじん切りのニンニクをまぶしてあるのかな?
おいしかったです。ニンニクの風味とときどきピリピリと辛いのが。
でもしばらく自分がニンニクくさかったです。
試合開始直後に雨がふってきて、屋根が閉められました。
きょうももちろんイチロー目当てです。
きょうのイチローは、フォアボール、ヒット、敬遠、二塁打、ショートゴロでした。
きょうの松井は、センターフライ、三振、ホームラン、ヒット、ファーストゴロでした。
マリナーズは3連敗しました。
1ゲームぐらいは勝つところを観たかったなあ。
セーフコフィールド外観をこの角度から見たかったのですが
おととい、きのうと、このゲートを見つけられず、あきらめていたところ
「いいぬいぐるみ持ってんじゃん」と声をかけてきたカップルに
ポストカードの写真を見せて「このゲート、どっちですか?」ときいたら
「案内してやる。いっしょに来い」と言うのでついていったら
それはとんちんかんな方角で「ごめん! 逆方向だった!」となり
ひとりで逆方向に歩いて、やっとこの写真を撮ることができました。
ぬいぐるみってのはこれです。自分用です。
ぬいぐるみは、S、M、Lとサイズがあるようなのですが
おれはMサイズが欲しくて、でもストア内で見つけられなくて
あるちびっこが持っていたので、そのお父さんに声をかけました。
おれ「すみません、あなたのお子様ですか?」
お父さん「そうだよ」
おれ「お子様が持ってるこのサイズの人形を探してるんですが
どこで買ったんですか?」
お父さん「これはこの店で買ったんじゃなくて、上の階のキッズファンコーナーで
買ったんだよ。ちょっと待て、店員にきいてやるから」
と言って店員を見つけてきいてくれて、めでたくMサイズのぬいぐるみを
ゲットすることができました。
その後、上の写真を撮るためにうろうろしているとき
その家族に再会して、お父さんに
「ありがとう! ゲットできたよ!」と言ったら
「おう! よかったな!」と答えてくれました。
なんか、帽子がいっぱいになっちゃいました。
左上、おとといストアで買ったもの。
右上、きのう球場でプレゼントされたもの。
左下、きょう帽子を持ってくのを忘れ、再びストアで購入。
右下、これはマリナーズの帽子ではなく、旅行前に通販で買ったものですが
おれにはどうも似合わないかんじがするのです。
夕食。
深夜の乾杯。
【自分探しの旅(6日目)】 6月7日(月)
野球観戦について書き忘れたことがありました。
セーフコフィールドのグラウンドと客席の間にはフェンスやネットがありません。
(正確には、ホームベースの後ろ部分だけにあります)
なので、客席に飛んでくるファウルボールはけっこう危険です。
観戦3日目には、おれの近所にいた女性に、ボールが当たったのか
ボールを取ろうとしてころんだのかわかりませんが
けがをしたようで、手当てを受けていました。
書き忘れたことは以上です。
あとは、どうでもいいことですが
きょうの朝のうんちはニンニクくさかったです。
きょうはシアトルを発ちます。
車内のBGMはCDで流します。
こんなケースにディスクだけ36枚入れて持ってきています。
走行中はカメラにおさめたい景色がけっこうあるのですが
フリーウェイは路肩に車を停められないので
撮ることができません。
時々レストエリアで休憩しますが
そんなところの写真しかありません。
レストエリアはトイレと公衆電話程度だけがある
簡易な施設です。
バーガーキングで食事をしました。
マクドナルドとひと味ちがって、ここのもおいしいです。
食べ終えて外に出て、店の写真を撮ったら
店員のおねえさんが出てきて、なんかワーワー言われました。
理解しようとがんばったのですが、わからずじまいでした。
「撮った写真を消去しないとだめ?」ってきいたのですが
消去しなくていいとのことでした。
写り込むのをいやがるお客さんがいることを
心配してたのかなあ。
このように、コミュニケーションがうまくとれないときには
非常に心細くなりますし、凹みます。
431.5マイル(約690キロ)走って
オレゴン州のメッドフォードまで来ました。
9時間ちょっとかかりました。
モーテルの近所のスーパーで買い物をしました。
サラダで乾杯。
おととい、苦手なスパイスがあると書きましたが
苦手な香りは、スパイスではありませんでした。
野菜でした。
きょう食べたサラダにも入っていました。
写真のこいつです。
大きな実を細かく刻んでいるようです。
きゅうりのようなシャキシャキした食感です。
これはいったいなんなんだろう。
【自分探しの旅(7日目)】 6月8日(火)
※パノラマ写真はクリックで拡大します。
きのうは690キロ走ったわけですが
長距離移動の初日にしてはちょっと無茶な距離だった気がします。
きのうの運転中は緊張しっぱなしだったようで
移動後はものすごく疲れていました。
いくら寝ても疲れが取れない感じで
こりゃやばいと思いました。
幸い、朝にシャワーを浴びたらけっこうすっきりして
きょうの運転中は睡魔に襲われるようなことはありませんでした。
疲れをためないことが長旅のおきてだと思うので
今後は無茶な移動計画は避けようと思いました。
ちょっとアクシデントがあって、といってもたいした事件じゃないのですが
フリーウェイの路肩に一瞬車を停めることになったので
それをいいことに、風景の写真を撮っちゃいました。
この山はマウントシャスタだと思います。
パノラマ写真の撮影も試してみました。
きょうもレストエリアを何回か利用しました。
そういえば、オレゴン州からカリフォルニア州に入った直後
警官ではないと思うのですが、検問のようなゲートがあって
全車停止させられ、チェックを受けました。
なんのチェックをしているのかよくわからなかったのですが
「果物もってる?」ときかれた気がしたので
「ノー」と答えたら通過できました。
なんの確認をしているのかきいてみればよかったと思いました。
またどこかで似たような場面があったらきいてみようと思います。
きょうは暑いエリアを走ることが多かったです。
車の外気温表示は華氏なのでピンとこないのですが
摂氏に直すと30度を超えています。
昼間の食事はタコベルに入ってみました。
タコス3個プラスドリンクのセットなどもありましたが
おれはタコス1個がどれぐらいの大きさかわからなかったので
3個は超大量の気がして、単品のタコス1個とドリンクにしました。
タコスは想像よりぜんぜん小さく、さすがに空腹時に1個では足りない感じでした。
これなら3個でも食べられそうです。
でも満腹になると眠くなるおそれがあるので、おかわりはよしておきました。
この写真を撮ってから店内で食べていたら、店のおばさんが来て
「あんた写真なんか撮っちゃってどうしたのよ?」みたいなことを言ってきました。
おれは「これ超うまそうだったから撮ったんですよ!」と答えました。
またおこられるのかと思ってびびったのですが、おばさんはよろこんでました。
ふぅ。
これはレンタカーにオプションで付けたカーナビなのですが
こいつがすっげー使いにくいのです。
エンジンを切るたびに、設定情報がリセットされるのです。
なので、休憩するごとに、目的地の住所を入力したり
言語を日本語に設定したり、距離の単位をキロメートルに設定したりを
やりなおさないといけないのです。
まあそれでもカーナビはたよりになるのですが
それにしても、めんどくさいったらありません。
なんとかならないのでしょうか。
それから、給油についても問題(レンタカーとは関係なし)があるのですが
それについては後日の日記で触れたいと思います。
326.7マイル(約523キロ)走って
カリフォルニア州のバレーホまで来ました。
7時間半ほどかかりました。
モーテルの近くにタコベルがあったので
今度はタコス3個セットを頼んでみました。
しかし、しまった!!
トマトなしのタコスを頼んでしまいました。
店で注文するときって、どうしてもテンパッちゃうんだよなあ。
どうも冷静になれません。
でもトマトなしバージョンもおいしかったです。
タコスとビールの組み合わせは最高だと思います。
【自分探しの旅(8日目)】 6月9日(水)
きょうはサンフランシスコに行きました。
まずはお約束のゴールデンゲート・ブリッジです。
立派な橋は日本にもいっぱいありますが
この橋は色がいいですな。
きのう行った2軒目のタコベルのレジのおねえさんが
サンフランシスコ出身だったので
「どこ見といたらいい?」ってきいたら
いろいろ答えてくれましたが、最初に言った「チャイナタウン」だけ
聞き取れたので、チャイナタウンに行ってみました。
雑貨や洋服の店が多いです。
観光客だらけです。
おれは買い物する気はないので、あまりおもしろくないです。
つまんないです。
つまんないです。
ファーストフード形式の中華料理屋があったので
チャーハンを食べました。
特別おいしくはなかったですが
ひさしぶりの「食える米」がうれしかったです。
先日のカリフォルニアロールにはやられましたから。
フィッシャーマンズワーフという観光スポットにも行こうかと計画していたのですが
これから車での長距離移動があるのであまりのんびりもしてられないのと
魚介類の屋台とか見物することにあまり興味がないので
やめときました。
で、ダウンタウンを少々ふらふらしました。
ユニオンスクエアという広場でくつろいだりもしました。
何かの塔とiPad。
街なかをケーブルカーが走っています。
たしかに坂の多い街でした。
その後、車で出発したのですが
フリーウェイの渋滞のひどいことひどいこと。
ノロノロ運転が永遠に続くかと思いました。
渋滞を抜けるのに2時間ぐらいかかったでしょうか。
ウンザリしましたし、疲れました。
226.1マイル(約362キロ)走って
カリフォルニア州のフレズノまで来ました。
外出時間は9時間ちょっとでした。
晩ごはんはマクドナルドです。
【自分探しの旅(9日目)】 6月10日(木)
※パノラマ写真はクリックで拡大します。
きょうは観光の計画はなく、移動の日です。
ロサンゼルスの観光をしようか考えたのですが
ガイドブックを見たところ、特に興味をそそるポイントがなかったのと
都市部の運転の恐怖および渋滞のウンザリを避けたいと思ったので
行くのをやめることにしました。
大部分がいなか道のドライブでした。
アメリカのほとんどのトラックはこんな形をしています。
かっこいいです。
通報しろ、かな?
レストエリア出口。
レストエリアの様子 その1。
レストエリアの様子 その2。
昼食はトマト入りタコス3個セットを食べました。
おなかいっぱいになりました。
移動中にあんまり満腹にするとやばいんですが。
380.2マイル(約608キロ)走って
カリフォルニア州のニードルズまで来ました。
移動時間は9時間弱でした。
モーテルにコインランドリーがあったので、衣服の洗濯をしました。
洗濯、すすぎ、脱水までやってくれて25セントでした。
乾燥機は使わず、部屋干ししました。
(後日追記:洗濯機が25セントで動いたのは誤作動で
本来は1ドル25セント必要です)
きのう、あることに気づいたのです。
先日、少量の衣服を手洗いしたのですが
そのとき洗剤として使ったのが「ダウニー」。
でもこれって、洗剤じゃなくて柔軟剤!!
ネットサーフィンしていて知り、衝撃を受けました。
てことは、先日の洗濯はぜんぜん洗えてないんじゃん!!
スーパーでじっくり考えて「ダウニー」を買ったのに、なんてことだ!!
パッケージをよく見たら、FABRIC SOFTENERって書いてありました。あーもう!
で、きょう、薬局で、今度こそ洗剤を買ったのです。
「タイド(ダウニー入り)」。
ダウニー入りなので、ダウニー単体のボトルは必要なくなっちゃいました。
始末に困ります。
そして、きょうもひとつ気づいたことがあります。
キシリッシュ ハイパークールが口に入っている状態で、マウンテンデューを飲むと
先日から話題にしている、例の苦手な野菜と同じ香りを感じることができます。
なんてことだ!!
今夜は、ジャックインザボックスというハンバーガー屋で
初めて買ってみました。
ここのハンバーガーもポテトもおいしかったです。
【自分探しの旅(10日目)】 6月11日(金)
206.5マイル(約330キロ)走って
アリゾナ州のフラッグスタッフまで来ました。
移動時間は3時間半ほどでした。
きょうはあまり長距離移動はしませんでした。
途中2箇所のレストエリアは両方閉鎖中でした。
ところで、この旅で心がけていることは下記5点でしょうか。
(1)一番の目標は走破であり、名所の観光ではない。
(2)時間的、体力的、精神的に無茶をしない。
(3)よくばらない(なんでもかんでも見たりやったりしようとしない)。
(4)自分は自分(例:高級レストランやバーへの出入りはおれのスタンスではない)。
(5)日本と比べるとやっぱり安全な国ではないので、油断したり気を抜いたりしない。
きょうは少々疲れがたまっていたようだったのと
あしたじっくり時間をかけて見たいところがあったので
負担を軽くして、休憩時間を長く取りました。
あと、ミクシィのコメント欄でモーテルについてやりとりがありましたので
転記しておきます。
「モーテルは予約してあるのか? それとも日程は決めずに程よい場所にて
モーテル6を選んで泊まってるだけなのか?」との質問。
回答はこうです。
「モーテル6でPCを使ってモーテル6のサイトをながめて
翌日の移動目標地点付近のモーテル6を3つ4つピックアップして
住所をメモっておきます。予約はしません。
その住所をカーナビに入力します。
モーテル6はあちこちにあるから行き当たりばったり作戦でもいいけれど
モーテル6も支店ごとに宿泊料がまちまちだし、高速で走りながら
看板の値段を読み取ってとっさに判断するのはむずかしいし
たまーに無線LANのないモーテル6があるので、やっぱり
下調べしておくのが吉なのです」
夕方の早い時間に、モーテルのプールで遊んでいる家族がいました。
このあたりは昼間は暑く、夜は冷えます。
ここは標高2,300メートルだそうです。
モーテルから、貨物列車が走っているのが見えました。
コンテナが連なっているのが確認できますでしょうか。
貨物列車は異常に長いです。
90両ぐらい連結しているとどこかで読みました。
あしたはグランドキャニオンに行く予定です。
ここから1時間ちょっとで行ける距離のようです。
で、このモーテルに戻ってきてもう1泊します。
昼食はガソリンスタンドに併設のショップで買ったブリトー。
電子レンジであたためるタイプです。
ボリュームがあっておいしかったです。
アップルパイは夜食かな。
連日のファーストフードにちょっと疲れた気がしましたので
おなかを休めようかと、夜の乾杯はクラッカーで。
ドリトスワサビ味はだいぶ前に買ったんですが
まだ食べていません。
【自分探しの旅(11日目)】 6月12日(土)
※パノラマ写真はクリックで拡大します。
グランドキャニオンに行きました。
あいにくくもっていました。
どんよりしています。
もやがかかっています。
とうとう雨がふってきました。
と思ったら、みぞれ混じりになってしまいました。
最悪です。
何ヶ所かのビューポイントを回ったのですが
雨がふっているので、傘をさして車から出ていっては
大急ぎで写真を撮って戻ってくる、それの繰り返しでした。
しかし、撮れる写真はこんな感じ。
あーもう。
朝マックを買っていったので、昼ごはんはこれ。
ウォッチタワーに行ってみました。
雨はふり続いています。
ウォッチタワーからの眺め、その1。
ウォッチタワーからの眺め、その2。
天気が悪いんでふてくされて、時間をつぶしてみるかと思って
車内でちょっと昼寝したんですよ。
目を覚ましたら、なんと晴れてました!!
昼寝もしてみるもんだなあ。
よい。
よい。
シャトルバスに乗り降りする人も晴れてうれしそうです。
危険。
夕焼けも見ることができました。
そして日没です。
207.6マイル(約332キロ)走りました。
外出時間は12時間半でした。
グランドキャニオンパノラマ、その1。
グランドキャニオンパノラマ、その2。
どしゃぶり雨の中、車内で凹んでいるときです。
【自分探しの旅(12日目)】 6月13日(日)
※パノラマ写真はクリックで拡大します。
きょうは少しだけ観光をしながら移動をします。
途中、荒野を走る道をちょこっとはずれて昼食です。
まあかわりばえしないこんなごはんですわ。
モニュメントバレーに来ました。
18年前の記憶はおぼろげですが
こんな立派なビジターセンターはなかったはずです。
舗装されていない駐車場に車を停めて出ると
バレー内ツアーの客引きがしつこくよってきて
うっとうしかったことを覚えています。
今はずいぶん変わりました。
きれいな駐車場ができ、ビジターセンターの隣にはホテル。
客引きはおらず、ツアー申し込みの小屋が1軒あるだけです。
ビジターセンターの展望エリアからながめました。
これが有名な3つの岩ですね。
高さは300メートルぐらいあるそうです。
バレー内にふつうの車で突入していく人もいます。
おれはやめときました。
未舗装の路面でスタックして脱出できなくなったらこわいし
未舗装路で何かあっても保険がきかないらしいし
全長27キロの未舗装路をたらたら回る時間はないし
ツアー参加は50〜60ドルぼったくられるそうなので。
モニュメントバレーパノラマ、その1。
モニュメントバレーパノラマ、その2。
メキシカンハットに寄ってみました。
見に来ているのはおれひとりでした。
それほどでかくなく、あまり迫力もなく
なのであまりにんきがないのでしょう。
ニューメキシコ州のファーミントンまで来ました。
326.8マイル(約523キロ)走りました。
外出時間は7時間半でした。
【自分探しの旅(13日目)】 6月14日(月)
きょうは移動だけの日です。
レストエリアにて。
飼い犬です。
きょうも大部分が荒野のドライブでした。
おれの影です。
ニューメキシコ州のラスクルーシスまで来ました。
昼食はタコスのソフトシェルバージョンを食べてみました。
かたいのもやわらかいのもどちらもおいしいです。
アメリカ式タコスは日本人が好きな味だと思います。
日本でもっとはやってもいいと思います。
401.5マイル(約642キロ)走りました。
移動時間は8時間でした。
【自分探しの旅(14日目)】 6月15日(火)
ゆうべ、レンタカー会社にレンタル料金の決済の件で相談したいことがあったので
ネットの辞書と翻訳サイトを駆使して、必死に英文メールを書いて送ったら
今朝、日本語で返信が届いていました。
なんなんだ。
ホワイトサンズを見物しに行きました。
このあたりは軍のミサイル実験が行われるエリアで
実験実施の時間帯は道路が通行止めになるそうです。
きょうは検問を受けただけでした。
世界最大の石膏砂丘とのことです。
乾燥地帯で懸命に生きる植物たちもいます。
います。
奥に足を踏み入れると、植物はいなくなりました。
真っ白な砂だけです。
砂はサラッサラでした。
入口のビジターセンターまで戻り、売店で昼食を買って食べているとき
あ!!っと気づきました。
砂丘のパノラマ写真撮るのわすれた!!
バカ!!
こういうところでこそ撮っておきたかった!!
暑くて頭ボーッとしてたからなあ。
まいっか。引き返す元気はありません。
きょうはアメリカ入りしてから一番暑い日でした。
最高華氏103度を表示しました。
摂氏に直すと約40度です。
レストエリアにて。
テキサス州に入ったところでも検問を受けました。
パスポートを見せれば通過できます。
20時半の夕日です。
テキサス州のフォートストックトンまで来ました。
395.1マイル(約632キロ)走りました。
外出時間は8時間半でした。
【自分探しの旅(15日目)】 6月16日(水)
この旅も早いもので日程の半分が過ぎました。
はたしてやりたかったことの半分はこなせたのでしょうか。
きょうは移動のみの日です。
マクドナルドはほんとうまいっすよね〜。
ところで…
ファーストフード店、モーテルのフロント、ガソリンスタンドのレジなどに
ときどき美人がいて、そんなときおれは
あせって少し挙動不審になってしまいます。
きょうもいましたよマクドナルドに。
ハンバーガー食べながらガン見しちゃいました。
なんなんだよ美人アメリカ人。ドキドキだよ。罪だよ。
テキサス州のサンアントニオまで来ました。
299マイル(約478キロ)走りました。
移動時間は6時間でした。
アメリカには、こういう形の車がわんさか走っています。
すさまじい数です。
メーカーはまちまちです。日本車もあります。
モーテルの駐車場を見たら、ここに1台。
むこうにも2台います。
別の区画にもいました。
こういうタイプの車は何と呼ぶのだろう。
四駆で荷台付きなんですよ。
で、写真ではわかりにくいんですが、車体はけっこうでかくて迫力があります。
日本ではほとんど見ないタイプの車です。
みんな何のためにこの形の車を買うんだろう。
いくら考えても思い当たらないのです。
キャンピングカーを引っ張る?
にしてもこの形である必然性は感じられないし
そんなに誰も彼もがキャンプするとも思えません。
謎です。
※追記:ピックアップトラックと呼ぶことが判明しました。
アメリカでめちゃくちゃはやってるんですね。
あと、四駆以外にFRもあるようです。
モーテルに早めに着いたので、まず衣類の洗濯をしました。
そして、夜の食事もビールもゲットしていなかったので
モーテルの近所を歩いて、店を探してみました。
レストランが3軒ありましたが、いま食べたいわけではなく
夜にモーテルで一杯やりながら食べたいので
ファーストフードやコンビニを探したのですが
まったく見当たりません。
フリーウェイのジャンクション近くのモーテルを選んだので
こんなふうに、複雑に交差する道路だけがある場所でした。
30分ほど歩きましたが収穫なし。
車で出ると、道の仕組み上、フリーウェイに乗ってしまうので
とんでもないところまで行ってしまう可能性もあり
そうすると帰ってくるのに苦労します。
なので夜の食事はクラッカーです。
ていうか、食欲ないし。
どうしてかっていうと、インターネットがつながらないんです。
無線LANを申し込んで、料金を払ってアクセスコードをもらったのに
部屋でPCを立ち上げたら、電波がゼロ。
おかしいので、フロントに申し出たら
少したってフロントのおねえさんが見に来てくれて
隣の部屋のアクセスポイントの電源が落ちていたのでオンにしたとのこと。
PCの電波インジケータが点灯したので、めでたしめでたしと思い
接続を試みましたが、失敗します。
2時間ぐらい格闘しましたがだめでした。
フロントのおねえさんはネットワーク技術者じゃないので
またクレームを言いに行ってもたぶんらちがあかないだろうし
そもそも、英語でのクレームの言い方がすごくむずかしいのです。
なんかもうめんどくさくなったので、今夜はふて寝することにします。
ネットがつながらないとこんなに気分が凹むとは。
完全にネット中毒ですな。
フロントにクレームを言った経験はこれで2度目です。
1度目は別のモーテルでのことでした。
部屋の蛍光灯がチカチカしていて、部屋が暗かったんです。
それをフロントに申し出たら「直しに行く」と言ったように聞き取れたので
部屋で待っていましたが、待てど暮らせど誰も来ません。
どうやらおれの言ったことが通じていないようでした。
で、再度フロントに行き、直しに来てくれと頼みました。
こんどは通じたようでやっと直してもらえた、という顛末でした。
ああ、こういうゴタゴタが疲れる。
でも旅がすべて順調だったらおもしろくないのかな?
などと考えながら
今夜はまともな食事もないし、ビールでほろ酔いもできないし
ネットもつながらないし、フローリングの床がなんだかベタベタして居心地悪いし…
やっぱり今夜はふて寝します。
【自分探しの旅(16日目)】 6月17日(木)
テキサス州とはきょうでお別れです。
テキサス、なんか好きなんですよねー。
そのでかさが。
人口はカリフォルニア州に続いて2位
面積はアラスカ州に続いて2位とのことです。
あと、パンテラの出身州。
とうとう恐れていたことが起こりました。
スーパーのレジにビールを持っていったら「IDを見せて」と言われたので
パスポートを出しました。
すると、レジのおばちゃんはおれのパスポートを持ってどこかへ行き
もうひとりおばちゃんを連れて来ました。
そして言うのです「あんたとIDの写真は同じ人物に見えない」と。
きました!!
もうおれ、必死でしたよ!!
めがねをはずしたり、「髪が短いだけでしょ!!」と言ったり
「ほら!クレジットカードの名前も同じ!!」と見せたり。
そしたらやっと認めてくれました。ほっ。
どうやら半年前の写真と今のおれは同一人物ではないようです。
昼食はジャックインザボックスです。
ヒューストンで渋滞に巻き込まれました。
おかげで車内からビル群の写真を撮ることができました。
レストエリアにて。
きょうの目的地、レイクチャールズのモーテル6に着き
フロントでチェックインしようとしました。
おれ「無線LAN使えますか?」
おやじ「ノー」
おれ「まじっすか! 無線LAN使いたい…」
おやじ「ないのだ!」
さすがに2日連続ネットなしは耐えられません。
おれはそこをあとにしました。
1時間ちょっと走り、隣町へ。
ルイジアナ州のラファイエットに来ました。
おそるおそるフロントのおねえさんにきいてみたら…
おねえさん「無線LAN使えるよ」
おれ「よかった〜! ほんとうれし〜! レイクチャールズで『ない!』って言われて
どうしても使いたかったから、車ぶっとばしてきたんですよ。ヘトヘトですよ」
おねえさん「そういうこともあるのよ」
おねえさん「あなた日本人ね。日本すき?」
おれ「だいすきっす!」
おねえさん「日本はいい国ね」
みたいな会話をしました。
その後駐車場で上のネオンの写真を撮っていたら
ちょっと離れたところに停まっていた車からひとりの男性が降りて近づいて来ました。
その人はなんと警察官の制服を着ていました。
警官「今写真を撮ってたな。ペンタックスか。おれはニコンを持ってるよ」
おれ「ニコンはいいメーカーですよね」
警官「旅行してんの?」
おれ「ええ。シアトルからニューヨークまでドライブです」
警官「そっか。楽しめよ!」
みたいな会話をしました。
ネットとビールさえあれば食事はクラッカーとポテトチップスでOK。
ていうかまたモーテルの付近に店がなかっただけ。
きょうは431.5マイル(約690.4キロ)走りました。
移動時間は6時間でした。
1日の移動距離が600キロを超えると疲れを感じます。
1日500キロ台でいきたいものですが
これがまた、うまい具合にモーテルがなかったりするのです。
【自分探しの旅(17日目)】 6月18日(金)
サブウェイに初挑戦しました。
サブウェイは注文のしかたがやっかいなはずなので
敷居が高かったのです。
でも、勇気を出して行ってみました。
そしたら、案の定です。
日本のサブウェイと同じく、店員さんと会話をしながら
自分の好みのサンドイッチを作ってもらうのですが
何をきかれているのかがわからない!
こっちも必死に答えたり質問したりするのですが
どうやらおれはそうとうとんちんかんなことを言っていたらしく
店員さんは困った顔をしていました。
それでも、なんとか、なんとか、サンドイッチにありつけて
すごくおいしくて、野菜もたっぷりとれましたが
サブウェイ無理!! 超無理!!
もう、笑うしかないぐらい無理!!
(それを承知でもう一回ぐらい行ってみようかなあ…
「あなたにまかせるからおいしく作って!」とか言えれば楽なんだが)
ルイジアナ州に、ポンチャートレイン湖コーズウェイという
世界最長の橋がありまして、そこを走りたかったのですが
乗り方がわからず、車の多いニューオーリンズ中心部の
フリーウェイを行ったり来たりさまよってしまいました。
結局わからずじまいで、走れませんでした。
後ほどGoogleマップで調べたところ
フリーウェイから橋に直結しているのではなく
一般道から橋に入っていく作りになっており
その一般道の名前を知っていないと
どこでフリーウェイを下りたらいいのかわからないのです。
おれは、きっと、首都高を走っていると「東京湾アクアラインはこっち!」と
親切な表示が出る、あんな感じで案内してもらえると思っていました。
考えが甘かったようです。事前の綿密な下調べが必要でした。
結局、10号線を走って、ポンチャートレイン湖の端のあたりを渡ったのですが
車が多くてノロノロ運転だったため
こうして写真も撮れたし(ファインダーは覗かず撮影)
18年前にコーズウェイを走ったときは、たいしておもしろくなかった記憶があるので
まあよしとしましょう。
ニューオーリンズで生ガキやジャンバラヤを食べる構想もあったのですが
都市部のゴミゴミした中を走るのがいやだったのと
時間があまりないこと、グルメにはあまり興味がないこと、
生ガキは旬でもないし、体調をおかしくするリスクがある、
そんな要素を総合的に検討した結果
行かないことにしました。
その後しばらく、雨の中を走りました。
ミシシッピ州かアラバマ州を通過するあたりで
超豪雨に見舞われ、ワイパーを最速で動かしても
視界が極悪という状態になりました。
このまま事故って死ぬのではないかと思ったほどです。
本当にやばかった時間はたぶん10分間か15分間だったと思いますが
生きた心地がしませんでした。
路肩に避難してやりすごそうにも、どこが停められる路肩なのかも
判断できないほどでした。
すっげーこわかった!!
フロリダ州のペンサコラまで来ました。
347.1マイル(約555キロ)走りました。
移動時間は7時間半でした。
【自分探しの旅(18日目)】 6月19日(土)
きょうは事件がありました。
昼に移動開始してしばらく走っているとき
車のメーターのところにある警告灯が点灯しているのに気づいたんです。
ブレーキの警告とバッテリーの警告のようです。
「車を少し休ませれば直るかな? 昼食をとって様子を見るか」と
マクドナルドの駐車場に停めたものの
気になってしかたがありません。
英語の取扱説明書を読んだり、ボンネットを開けたりしましたが
おれにはどうしようもなさそうです。
カーナビに、近くのレンタカーの営業所を案内する機能があったので
それで検索して、営業所に行ってみることにしました。
この状況下、食欲などあるはずがありません。
何も食べずに行動開始です。
最寄の営業所までおよそ1時間かけてたどりつきましたが
土曜日は正午で閉店してました。
レンタカー屋が土曜に休んでどうする。バカ。
しかたがないので別の営業所を検索して、車を走らせているときです。
信号待ちの状態から車をスタートさせたとき、違和感を覚えました。
ちっとも加速しないのです。
「変だ!! やばい!!」ととっさに判断し、すぐ右にあった駐車場に車をつっこみました。
よくわからなかったのですが、保険の代理店かなにかの会社のようでした。
土曜日は休日なのか、車は1台停まっていましたが人の気配はありません。
駐車場内でちょっと走って確認しましたが、確実に変です。
そして、いったんエンジンを止めたら、エンジンがかからなくなりました。
ジ・エンドです。
さーてどうしたもんでしょうか。
ここは異国の地。たぶんタラハシーという街です。
落ち着け!あせるなおれ!と思ってもあせりますね。
おれはJAFの会員なので、アメリカではトリプルAという組織のサービスを
受けることができます。
パンクやガス欠だったらそこに連絡してました。
でも、これはもうメーカー修理レベルの故障のはずなので
レンタカー会社に連絡をしたほうがいいと思いました。
で、レンタカー会社に電話しました。
携帯電話を持っていてよかった〜。
そして、電波の通じる場所でよかった〜。
レンタカー会社のサービスデスクには日本語の通訳がいました。
これが超ありがたかったです。
通訳をはさんで、サービスデスクとやりとりをした結果
「1時間以内に救援の者が行き、その後車両を交換します」
ということになりました。
ああ、また車の交換ですよ。
おれは、また車を交換することなど想定していなかったので
トランクや後部座席に荷物がバラバラに積んでありました。
それらを全部移すことになります。
救援が来るまでの間、荷物の整理をしました。
カンカン照りの日の下、大汗をかきながら路上でスーツケースと格闘です。
そんなことをしていると、20分で救援トラックが到着しました。
トリプルA契約会社の黒人のおにいさんでした。
最初おにいさんがなんと言ったのかわかりませんでしたが
「おう! 助けに来たぞ! まかせろ!」
みたいな感じで握手してくれました。
神様かと思いました。
それから、ワイヤーで引っ張って故障車を荷台に乗せ
おれはトラックの助手席に乗りました。
写真はトラックの助手席から後ろを振り返ったところです。
おにいさんは「サラダを冷蔵庫に入れないといけないんで
自宅に寄らせてくれ」なんて言って
トラックで移動の途中で自宅に寄ったりしてます。のんきなもんです。
ははは。アメリカってこんな感じなの? それとも南部の気風?
で「故障車をどこに持ってきゃいいんだ?」とか言いながら
たぶんトリプルAの事務所とトランシーバーで連絡をとったり
電話をかけて「レンタカー会社が電話に出やしねえ」などと言いながら
まず、空港の近くのレンタカー会社の営業所に行きました。
そしたら、そこの営業所も閉まっていて無人でした。
次に、空港のレンタカー会社のカウンターに行きました。
そこでおにいさんはカウンターのおばちゃんと会話し、話がつきました。
故障車はさっきの無人の営業所の駐車場に下ろし
新しい車は空港で受け取ることになりました。
なのでまた無人営業所に向かいました。
で、故障車を下ろすとき「写真撮っていい?」ってきいたら
「いいぜ!」って言うんで、撮らせてもらいました。
こんな場面、なかなか撮れませんよ。
おにいさんに「おまえは写真家なのか?」と言われました。
そして再び空港に戻りました。
スーツケースや、スーツケースに入りきらなかったスーパーの袋や
ビールの箱や水のペットボトルの束など、荷物は山ほどありました。
おにいさんはそれを運ぶのを手伝ってくれながら
「手伝ってやってんだからチップくれるよな?」と笑ってました。
おにいさんは、レンタカー会社のおばちゃんにひとこと声をかけて
任務完了となりました。
すごくよくしてくれたので、5ドルのチップをわたしました。
「いい旅しろよ!」と言って握手をして、おにいさんは去りました。
その後、レンタカー会社のおばちゃんとやりとりです。
おばちゃん「ナビ付きよね?」
おれ「そうです」
おばちゃん「少し小さい車になっちゃうけどいい?」
おれ「メーカーは?」
おばちゃん「トヨタ。カローラよ」
おれ「OKですよ。でもグレード下がりますよね?」
おばちゃん「グレードが下がるので料金を下げとくよ」
おれ「これ3台目の車なんですよ」
おばちゃん「あらー。ついてないわねー」
おれ「質問があります。借りるときマスターカードを見せましたが
返却時にJCBカードで支払うことできます?」
おばちゃん「できるよ。当日に提示してね」
おれ「わかった」
おばちゃん「あなた日本人ね。日本のどこ?」
おれ「東京」
おばちゃん「息子が北海道にいるのよ」
おれ「札幌?」
おばちゃん「そう。札幌」
おれ「おれ札幌すきですよ」
おばちゃん「東京に米軍基地あるでしょ?」
おれ「横田?」
おばちゃん「横田! あそこには妹がいるよ」
おれ「おれんち横田の近くですよ」
おばちゃん「でも私は日本に行ったことがないの」
おれ「行くべきですよ!」
おばちゃん「そうねー」
みたいな会話をしました。
そんなこんなで、車は3台目のトヨタカローラに変わりました。
前の2台に比べるとひとまわり小さい感じがして
高速走行時の安心感は少々劣りますが
取り回しがしやすく、乗りやすい車です。
すぐに慣れました。
あと、ナビ。
ナビはたぶん1台目に付いていたのが旧型で、2台目は新型です。
新型はタッチパネルで操作できるので使いやすかったんです。
で、3台目は旧型でした。
1台目に乗っているとき気づかなかったんですが
旧型は、エンジンを切ってもセットした目的地を覚えています。
これはグッドです。うれしいです。
でも、言語や距離単位の設定は忘れちゃうようで
そこだけはセットしなおす必要があります。
空港を出発してすぐに雨がふり出し、どしゃぶりになりました。
事件発生から解決までずっと晴れてたのに。タイミングどんぴしゃ。
結局、今回の事件で3時間ぐらいロスしました。
なので、移動が日没後まで続いてしまいました。
フロリダ州のゲインズビルまで来ました。
2台の車の合計で344.8マイル(約552キロ)走りました。
外出時間は10時間でした。
非常に疲れた一日でした。
きょう初めての食事が23時半になっちゃいました。
ほっとした後のビールのおいしいことったら!
ダブルワッパーチーズはビッグマックを越えたボリュームですな。
【自分探しの旅(19日目)】 6月20日(日)
きょうは移動だけの日です。
フロリダ州の有料道路には
サービスプラザという、日本の高速道路のサービスエリアのようなものがあり
食事や給油ができます。
チェッカーズというハンバーガー屋で、スパイシーチキンサンドイッチを注文しました。
鶏のからあげがピリピリ辛くておいしかったです。
フロリダ州のカトラーベイまで来ました。マイアミのすぐ近くです。
349.3マイル(約559キロ)走りました。
外出時間は7時間半でした。
きょうのモーテル6は、今までにない立派な建物です。
6階建てですよ! モーテルじゃねーだろこれ!
部屋も今までに泊まったモーテル6とぜんぜん違い
豪華すぎて落ち着きません。
冷蔵庫や電子レンジまであります。
おれにはもったいない宿泊施設です。
5階の部屋なので見晴らしもよいです。
そして、またもやですよ。
またもや、無線LANにつながらないトラブルが発生しました。
今回は、電波はガンガン受信できているのですが
ブラウザが「Duplicate IP Address」というメッセージを出して
アクセスコード入力画面に進んでくれないのです。
モーテルからもらった、アクセスコードが書かれているカードの裏には
ヘルプデスクの電話番号があります。
ここに電話しても、レンタカー会社じゃないのでさすがに日本語通訳はいないでしょう。
でも、もうやけくそで、だめもとで電話してみました。
超つたない英語で、担当してくれたおねえさんと会話しながら
原因究明と問題解決を試みました。
何度も聞き返したりしましたけど、相手の言っていることの
たぶん7割ぐらいは理解できたので、自分でもびっくりしました。
おねえさんが「あっこいつ英語ダメだ」と察して
なるべく簡単な単語を使ってゆっくり話してくれたのだと思います。
あとは、おれは以前勤めていた会社でネットワークの仕事をしていたことがあるので
その知識がいくぶん役に立ったのでしょう。
相手が英語で言う用語がけっこう理解できるのです。
そんな感じで、30分ぐらいやりとりしていろいろ試したのですが
結局症状は変わらなかったので、電話は終わりました。
コールバックをくれるとのことだったのですが、きやしません。
ヘルプデスクは24時間営業なのですが、夜遅くにコールバックはしてこないのかな。
「もし解決策が見つかったら」という場合限定だったのかな?
居眠りしたりしながら待っていたら、日付が変わりそうな時間になりました。
ああ…はたしてこのモーテルでネットがつながる時が来るのかなあ。
ここには2泊するので、つながらないと泣きそうなんですけど。
ネットがつながらないのでは食欲がありません。
何も食べず、ビールも飲まずに、ふて寝です。
【自分探しの旅(20日目)】 6月21日(月)
きょうはキーウエストに観光に出かけました。
キーウエストはアメリカ本土の最南端の島です。
エメラルドグリーンの海が美しいです。
40本以上の橋を渡っていきます。
右がメキシコ湾、左が大西洋です。
キーウエストの中心街は、もろに観光地って感じでした。
道は観光客であふれ、町の雰囲気も「はいみんな観光観光!!」って感じでした。
車を停める場所などありません。
18年前のアメリカドライブはロスを出発してキーウエストを目指したのですが
日数が足りずに到達できず、あきらめたのです。
そして18年たった今、やっと来られたと感無量だったのに
そこはこんな町だったのかと、ちょっとだけ冷めました。
なので、車を降りることなく中心街を退散しまして
ちょっと離れたところにあったバーガーキングで昼食をとりました。
キーウエストも中心街をちょっと外れると、のどかでいい感じなんですけどね。
うん、のどかです。
こんな感じです。
こんな感じです。
帰り道の車内でもシャッターをきってみました。
278.5マイル(約446キロ)走りました。
外出時間は7時間20分でした。
モーテルに戻り、無線LANの接続を確認しましたがやっぱりダメ。
ちょっと仮眠をとった後、アップできないけれどローカルで日記を書いておこうと
取り組んでいるとき、電話が鳴りました。22時すぎです。
相手はきのうのヘルプデスクのおねえさんでした。
やっぱりきょうもつながりませんと伝えたところ
きのうとは別の対処方法を試しましょうと言われました。
要は、今回の障害はDHCPサーバの不具合によるもののようなので
固定IPアドレスをPCに設定してみましょうとのこと。
で、言われたアドレスをPCに設定してみたところ
めでたくネットへの接続ができました!!
おねえさんありがとう!!
もうこのまま放置されるものとばかり思っていました。
すっげーうれしかったです。
ネットにつながったうれしさと、電話での英語のやりとりで
解決できたことのうれしさです。
最後の最後「サンキューベリーマッチ」って言ったら
おねえさん「ドウイタシマシテ」って答えてくれました。
なんだよおねえさん日本語できんじゃん!
23時すぎに徒歩で食事を調達しに出たのですが
マクドナルドは23時に閉店しているし
他の2軒の店もすでに閉まっていました。
モーテルの自販機コーナーになんとハンバーガーやサンドイッチがあったので
しめたと思って買おうとしたところ
自販機の調子が悪いのか、おれの操作方法が悪いのか
うまく買うことができなくて、3ドル飲まれちゃう始末。
しかたなくクラッカーで乾杯です。
【自分探しの旅(21日目)】 6月22日(火)
きょうは移動だけの日です。
昼食は、サービスプラザにあったチキンキッチンという店で
オリエンタルチョップチョップという食べ物を食べてみました。
黄色いご飯(ターメリックライスだと思います)の上に
照り焼きチキン、トマト、レタス、タマネギ、長ネギが乗っています。
たぶん日本の牛丼屋の特盛なみかそれ以上の量だと思いますが
おいしかったので完食してやりました。
注文するとき「ブラウンライス? イエローライス?」ときかれたので
「ブラウンライスって何?」ときき返したら
茶色っぽいご飯を指差して「これ」と言います。
「どんな味すんの?」に対する答えは理解できませんでした。
「イエローライスはどんなの?」に対する答えも理解できませんでした。
後でググッたら、ブラウンライスは玄米ごはんのようです。
そっちも試してみたいのですが
チキンキッチンはフロリダのサービスプラザでしか
見かけたことがないのです。
有料道路を走る区間はもう終わってしまったので
食べられないかもしれません。
最近ドライブ中のBGMは、持参したCD 36枚のローテーションに飽きてきました。
フロリダ州のジャクソンビルまで来ました。
352.6マイル(約564キロ)走りました。
移動時間は7時間半でした。
きょうのモーテル6はおとといときのう泊まったところとはうってかわって
平屋5棟のこぢんまりした作りでした。
受付でカードに記入させられなかったのは初めてです。
チェックアウト11時も初めてです(今まではどこも正午)。
ちょっととまどいました。
衣類の洗濯をしました。
アメリカのこういうパックタイプのサンドイッチは
賞味期限が異様に長いのです。
きょう買ったこの2つは、賞味期限は7月7日と7月10日です。
いったいどんな添加物を入れているのだ。
【自分探しの旅(22日目)】 6月23日(水)
サブウェイに再挑戦しなかったら男じゃないですよね?
おれは男ですから、行きましたとも。
かなりドキドキしながら。
きょう行った店舗は親切で、注文のステップが
写真付きで書いて貼られていました。
なので、かなり助かりました。
言われた言葉の中に、ほんのちょっと聞き取れない部分もありましたが
おおむね理解できて、めでたくいい気分で野菜たっぷりサンドイッチに
ありつくことができました。
やっぱサブウェイでの注文は「Everything」だけじゃ無理っすよ。
他にもいろんなことガンガンきかれます。
でも、やった!! もうサブウェイこわくない!!
(ほんとはまだちょっぴりこわい)
きょうはサブウェイへの挑戦および移動です。
サウスカロライナ州のフローレンスまで来ました。
316.6マイル(約507キロ)走りました。
移動時間は6時間50分でした。
そういえばこの旅でビッグマックを食べるのは初めてです。
【自分探しの旅(23日目)】 6月24日(木)
フィレオフィッシュもひさしぶりかな?
ノースカロライナ州を通過して…
バージニア州に入りました。
運転中、なんだかしんどさを感じました。
でも、理由がはっきりしません。
(1)フィレオフィッシュ&フライドポテトで胃がもたれた
(2)40度の暑さにまいった
(3)脱水症状
(4)車の運転もうウンザリ病
(5)なんか病気
考えられるのはこれぐらいかなあと思いながら
(1)があやしいかなと思って、気休めの胃腸薬を飲んでみました。
その後レストエリアでうんちして顔を洗ったら楽になった気がしたので
再び走り出したのですが、やっぱりしんどくなり
きょうのゴールまであと30キロのレストエリアまで必死でたどりつき
やっぱり胃がムカムカするので、強力胃腸薬ガスター10を飲んで
30分ほど仮眠しました。
またずいぶん楽になった感じだったので、一気に残り30キロ走りきり
目的地に到達ました。
うーん、どうやら疲れが出始めたかな?
バージニア州のフレデリックスバーグまで来ました。
344.5マイル(約551キロ)走りました。
移動時間は8時間10分でした。
夕食はちょっとおなかを休める感じのメニューで。
でも、ビールは1本にしておこうと思ったのに
おいしかったので2本飲んじゃいました。
車の給油はほとんどのガソリンスタンドがセルフサービスです。
現地の人は、機械にクレジットカードを通して、給油を始めます。
地球の歩き方 アメリカ・ドライブ編によると
日本人の場合、クレジットカードを通して、ZIPコード(郵便番号)をきかれたら
ホテルのZIPコード5桁を入力すればOKとのこと。
おれの滞在場所は1ヶ所ではないので、初めて泊まったモーテルの
ZIPコードを入力するようにしています。
これまでに20回ほど給油しましたが
その方法でうまくいったことは2回ほど。
たいていは認証に失敗して「店員に声をかけろ」と表示されちゃいます。
あとは、ZIPコードをきかれずにすぐ給油OKだったことが3回ほど。
カードを通すなり「このカードは使えません」はけっこうあります。
そんなわけで、店内に入って店員に申し出て現金で多めに先払いして
給油後におつりをもらう、このパターンが多いです。
高速で爆走していると、得体の知れない虫
(姿を確認できないのでどんな虫かわからない)が
フロントガラスにバンバンぶつかってきて、ぶつかった場所に
体液が残ります。
こいつがくせもので、ウィンドーウォッシャー液とワイパーでは
拭き取れないのです。
ガソリンスタンドにはたいてい写真のような窓拭き用具があり
自由に使えるようになっています。
この用具に謎の洗浄液をつけて窓をぬぐい、裏返してゴムの水切りでなでると
窓はすっきりきれいになります。
謎の洗浄液の成分はわかりませんが、なにか強力な液体なのだと思います。
あやしい薬品のにおいを感じることもあります。
【自分探しの旅(24日目)】 6月25日(金)
体調万全ではない気がしますが、がんばって移動します。
きょうは渋滞ばかりでウンザリのドライブでした。
移動の最初から最後まで、断続的な渋滞に悩まされました。
ワシントンDC付近が一番ひどかったです。
日本のゴールデンウイークの高速道路の断続的長距離渋滞を
思い出しました。
バージニア州、ワシントンDC、メリーランド州、デラウェア州、ペンシルバニア州を
走りました。
サービスプラザに入っても、食欲なし。
ていうか、きのうみたいに調子悪くなるのがこわくて
食べたくないのです。
でも水分補給だけはきちんとしています。
ペンシルバニア州のエシントンまで来ました。
フィラデルフィア国際空港のすぐ近くです。
182.6マイル(約292キロ)走りました。
移動時間は5時間15分でした。
移動距離はいつもより短く、運転時間も短めでしたが
渋滞のおかげでやけに疲れました。
モーテルの近所を歩いてみましたが、食事になりそうなものを
売っている店はありません。
でも、車をちょっと走らせたら小さなスーパーみたいな店がありました。
野菜たっぷりサンドイッチにありつけました。
昼食が17時半になってしまいました。
その後、この旅最後の洗濯をしました。
夕食は大盛サラダです。
うーん、やっぱりおれのちょっと苦手な香りは
ドレッシングに含まれているのかなあ。
きょうのサラダには得体の知れない野菜は入っていなかったのに
例の香りがちょっとした気がするのです。
たぶんこの件はずっと謎のままでしょう。
全部屋無線LAN使用可能とサイトに書いてあったから
ここのモーテル6を選んだのに
フロントのおにいさん「ごめん! アクセスコードのカードを切らしてる!」
とか言っちゃって、きょうはネット接続ができませんでした。
ほとんどのモーテル6では、料金を払って24時間有効なアクセスコードを買って
ブラウザで入力することにより、ネットに接続できるのです。
(たまーに、コードいらずでアクセスフリーのモーテル6もあります)
夜中、外の空気が吸いたくて、ほんのちょっと散歩しました。
デニーズには結局一度も入らなかったなあ。
まあおれは日本でもひとりでファミレスには入りませんが。
月のきれいな夜でした。
【自分探しの旅(25日目)】 6月26日(土)
きょうはニューヨーク入りする予定です。
渋滞を覚悟していたのですが
その覚悟を上回る混み具合でした。
ナビの言うとおりに走ったらけっこう複雑なルートだったのですが
どの道でも渋滞。ウンザリを通り越して
気が狂うか気絶するか、そんなんなっちゃうんじゃないかと思いました。
東海岸のこのあたり、大きい都市がたくさんある地域の道路は
きっと年中こんな具合なんだろうと思います。
ひどいもんです。最悪です。
夕方、ニューヨークに到着しました。
ニュージャージー州をとおって、ニューヨーク州に入りました。
121.4マイル(約194キロ)走りました。
移動時間は4時間25分でした。
ニューヨークでは、モーテル6が手ごろな場所になかったので
クオリティインという宿に泊まります。
ここに4泊して、6月30日にチェックアウトして空港に向かいます。
宿から徒歩で地下鉄の駅に行けるので、ニューヨーク観光は
公共交通機関を利用します。
なので、車の運転は最終日に空港まで、10キロぐらいかな?
それでおしまいです。
この旅で訪れる予定だったポイントのひとつに、ナイアガラの滝があったのですが
1週間ぐらい前に、残りの日数をふまえて地図とにらめっこした結果
行くのは無茶だろうという結論に達し、あきらめました。
がんばれば行けないこともなかったかもしれませんが
(1)ナイアガラの滝1日、ニューヨーク1日
(2)ナイアガラの滝行かず、ニューヨーク3日
のどちらのパターンが魅力的かと考えた場合、おれは(2)を選びました。
おれは都市観光より自然を楽しむのが好きなのですが
どうやらナイアガラの滝というのは、超観光地化していて
遊園地があったり、テーマパークがあったりと
めちゃくちゃ観光向けの開発がされてしまっていて
大自然を楽しむことを期待して行ったら、がっかりしそうな予感がしたのです。
複数人で行ってワーワー楽しむところみたいな気がします。
滝は一度見たいので、いつか恋人かお嫁さんと行きますよ。
少し休憩した後、地下鉄でちょっとだけ出かけてみました。
地下鉄は写真撮影禁止と、ある情報筋から聞いたので
駅や列車の写真は撮っていません。
地下鉄を乗り継いでゼイバーズというストアに行きたかったのですが
これで間違いないと思って乗った列車は店の最寄駅を通過してしまいました。
で今度は戻る方向に乗るわけですが
今度こそと思っていたら、また通過しやがります。
もうわけがわかりません。
閉店時刻が迫っていたので、あせって地上に出てタクシーに乗りました。
そしたら3分ぐらいで着き、ギリギリ買い物をすることができました。
この店では少々おみやげを買いたかったのです。
買ったものは、意外にかさばるブツで、宿に持ち帰るのもひと苦労でした。
これらをすべてスーツケースに収める自信がありません。どうしましょう。
きょうはもう1軒別の店に行ってみようと思っていたのですが
こんな大荷物を持って向かうのは大変ですし
これ以上おみやげを増やしたら持って帰れないのでやばいです。
おみやげはこれで打ち止めとします。
あ、この旅を始めるとき「おみやげなし」と宣言していますが
ほんとにありませんのでご容赦ください。
留守中にご迷惑をかけた数人の分だけしかありません。
マクドナルドに「焼いた鶏の入ったサラダ」というメニューがあるんですね。
ハンバーガーやポテトばかり食べてないで、サラダも食べればよかった。
鶏肉もあぶらっこくなくて、さっぱりしていてうれしいです。
ドレッシングなしで十分おいしいですな。
【自分探しの旅(26日目)】 6月27日(日)
きょうは美術館に行ってみようと思います。
この車で行ったわけではありません。
地下鉄に乗って行きました。
メトロポリタン美術館に行きました。
ピカソを楽しめるようです。
おれはピカソが大好きなので、うれしいです。
館内にはカメラ持ち込み可で、作品も一部を除いて撮影OKです。
これには驚きでした。日本の美術館は撮影禁止ですよね?
エジプト美術のでかい石で作られたさまざまなもの、
それから、アフリカ美術のガラクタだか芸術作品だかよくわからないもの、
このへんがおもしろかったです。
この美術館はすっげーでかくて広いです。
日本語の地図を持って歩いているのですが、何度も迷子になりました。
ピカソの作品がいっぱいありました。
堪能できて感激でした。
やっぱりピカソは最高です。
ウォーホルの作品にもときどきドキッとさせられるものがあります。
2時間ほど見て回った後、美術館前の屋台で
ホットドッグを買って食べました。
もう1ヶ所行く予定でした。
暑い中、水を飲みながら30分歩きました。
29ブロック歩いたら、高層ビルが立ち並ぶエリアに来ました。
ニューヨーク近代美術館に着きました。
おなじみのモマのロゴを発見しました。
ここも一部を除いて撮影OKです。
この美術館にもピカソの作品がわんさかありました。
またまた堪能しました。
ピカソ最高です。
他に気に入った作品は、ホセ・クレメンテ・オロスコ。
それから、マティスです。
閉館まで1時間ほど見ました。
全体を見た後まだ時間があったので、ピカソコーナーに再度行ったりして。
まだ遅い時間ではないのでもっと遊んでもよかったのですが
疲れたので、特に歩きっぱなしで脚が疲れたので、きょうの探検は終わりにします。
歩数計は2万歩を超えていました。
地下鉄に乗って宿にもどりました。
7時間の外出でした。
ボストンやワシントンDCを見てきたらどうだとすすめてくれる人もいます。
帰国を延期してもう少しアメリカを楽しんだらどうだと言う人もいます。
しかし、帰国便を変更するつもりはありません。
あと2日ニューヨークをぷらぷらしたら日本に帰ります。
先日の日記に書きましたが、この旅のポリシーのひとつに
「よくばらない」というのがあります。
なんでもかんでも、ってやっているときりがないからです。
楽しいからこそ線引きをする踏ん切りが必要なんです。
アメリカに来るのはたぶんこれっきりじゃないので、今回は予定通りしめくくります。
長期間のドライブで疲れがたまっているだろうし。
帰国後すぐにハローワークや転職支援会社とアポもあります。
毎日飲まないといけない薬を30日分しか持ってこなかったってのもあります。
また、食事について、こんな調子では体調をくずすのではないかと
心配してくれる人もいます。
食べ物は非常にむずかしいんです。
ガイドブックはあてにならないし、おれはひとりでレストランで食事するタイプじゃないし。
炭水化物、たんぱく質、野菜、ビールを摂っているので大丈夫でしょう。
食生活は帰国後見直します。
【自分探しの旅(27日目)】 6月28日(月)
地下鉄に乗って探検に出かけました。
地下鉄の写真、撮っちゃいました。
お客さんがいなかったので車内でも1枚。
地下鉄の車内では、アカペラで歌を歌いだしたり
ピアニカの独奏を始めたり
お菓子を買ってくれ!と叫んで売り歩いたり
そんなわけわからん人物がちょくちょく登場します。
おもしろいです。
自由の女神を見に行こうと思います。
フェリーはものすごく混むと聞いていたので、覚悟して行ったのですが
チケットはあっさり買えて、なんだすいてんじゃん、らくちんらくちんと
思っていたら…
フェリー乗り場は長蛇の列でした。
考えられないぐらいの人数の人が並んでいました。
この列の最後尾についたら、乗船できるのは
2時間後でしょうか。3時間後でしょうか。
暑い野外でそんなに並ぶ根性はないので
自由の女神のふもとには行けないのですが
島の近くを通る、スタテン島行き無料フェリーに乗ることにしました。
こちらのフェリーにはすぐに乗れました。
ちょっとびびって乗り物酔い止めを飲んで乗ったのですが
フェリーはぜんぜん揺れなくて、飲む必要なかったですな。
スタテン島についたら、またすぐフェリーに乗って引き返しました。
自由の女神の写真は70枚撮ったのですが
その中からわりかしまともなものを3枚載せます。
やっぱ本物を見ると感激します。
ふもとに人がうじゃうじゃいますな。
次に、繁華街、タイムズスクエア周辺に行きました。
まず目指したのは吉野家です。
牛丼並とみそしるです。
おいしかった! 涙が出そうでした。
でも肉の量が多すぎ!
みそしるは、うーん、だめっすね。
レジのおにいさん、最初はフォークとスプーンを出してくれたのですが
「箸ある?」ときいたら、割り箸をくれました。
で、フォークとスプーンを返そうとしたら
「みそしる飲むのにスプーンいるだろ!」と言います。
「おれ日本人だからいらないんよ」と言ったら
納得していました。
繁華街散歩のつづきです。
通りの様子を動画カメラで撮って、向かいのビルの大型ディスプレイに
写していまして、通行人がよろこんでいました。
左下、黒い服に赤いバッグをさげてカメラを構えているのがおれです。
ロックフェラー・センターに行きました。
トップ・オブ・ザ・ロック展望台に上りました。
くもっていましたがなかなかの眺めでした。
セントラルパーク方面。
エンパイア・ステート・ビルと自由の女神。
また繁華街へ。
エムアンドエムズ・ワールド・ニューヨークで
予備のおみやげを買ったり
トイザらスで自分のための記念品を買ったりしました。
荷物多くてやばいってのになにしてんだおれ!
まじやばいです。あしたはスーツケースと大格闘の予感です。
宿の近くのマクドナルドに行ったら
3日連続で働いている黒人のおねえさんがいたので
「毎日いるね。仕事がんばってるね」って言ったら
少し照れていたようです。
【自分探しの旅(28日目)】 6月29日(火)
地下鉄に乗って散策に出かけました。
ブルックリン・ブリッジを歩いて渡ってみます。
この橋は、アメリカで一番古い吊り橋であり
鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊り橋だそうです。
橋の下はイースト川です。
振り返るとマンハッタンのビル街が見えます。
まったりと散歩することができました。
昼食はまた吉野家に行って
チキンボウルというものを試してみました。
ソースはこんなにたっぷりかけなくてよろしい。
あと、みそしるはやっぱりダメ。
繁華街をぶらぶらしました。
タクシーが全員黄色でかわいいです。
意味がわかりません。
上も下も。
エンパイア・ステート・ビルのふもとに行ってみました。
宿に戻ってから近所を歩いてみました。
あしたの朝、このフリーウェイを通って空港に行きます。
一日中渋滞している道路のようなので
ちょっと心配です。
宿で荷物整理をしました。
スーツケースと格闘した結果、ギリギリなんとかなりそうです。
よかった〜。
【自分探しの旅(29日目)】 6月30日(水)
朝8時に宿をチェックアウトして、ジョン・F・ケネディ国際空港に行きました。
心配していたフリーウェイの渋滞はなく、距離は6キロほどだったので
10分そこそこで着きました。
レンタカーカウンターでの返却手続も問題なく終わりました。
エアトレインに乗ってターミナルに移動しました。
チェックインはデルタ航空のおばちゃんがめんどうを見てくれてスムーズに進みました。
「預ける荷物は1個?」ときかれて「1個。でもすげー重いんですよ」と答えたら
重さを量る機械で量らされました。
結果は70ポンド。31.75キロ。
おばちゃんに「これだと追加料金200ドルかかるねえ」と言われ「まじかよ!!」。
追加料金徴収係のおばちゃんのところに連れて行かれました。
おばちゃんはなんだかごちゃごちゃ言っていましたが
「50ドル!」と言い放ちました。
「あれ? さっきのおばちゃん200ドルって言ったよ」と言ったら
おばちゃん同士大声で会話して
追加料金は50ドルに決定され、払いました。
さらに値切ればよかったのかな?
ちなみに、今回の半分の重さの荷物を2個預けた場合は
追加料金はないそうです。
その後、手荷物の検査を受けました。
これであとはもう搭乗を待つだけになったのですが
フライトまでなんとあと4時間あります。
地味な空港なので、店を冷やかすのにも限界があります。
携帯電話で遊ぶわけにもいかないし。
ここでの時間つぶしはけっこう苦労しました。
まあギリギリに空港に着いてあせるよりはいいです。
ターミナル内をぶらぶらしたり…
停まっている飛行機を見たり…
離陸する飛行機を見たりしました。
これがきょう乗る飛行機です。
ボーイング747-400です。
機内の様子。
各座席にディスプレイが付いていません。
1回目の機内食。ビールといっしょに。
なかなかおいしかったです。完食しました。
おやつ。ミニサンドイッチとクッキーとりんご、緑茶。
まさかりんご丸かじりさせられるとは思っていませんでした。
ひま…。
音楽を聴くぐらいしかすることがありません。
たまにうとうと…。
寝てるのか寝てないのかわからないような浅い眠り。
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