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たかまさにメール
たわし。 たかまさ

5月 7月

【禁煙】 6月1日(火)

きょうから、たばこをやめてみようと思います。


【マル秘】 6月2日(水)

きょうのおれの行動は、秘密にしておく。
極秘の行動をした。


【弱気】 6月3日(木)

ここのところの体調の悪さといったら、ほんと、おれを弱気にさせる。一番つらいのは、電車や会議室でのパニック発作。恐怖感が襲ってきて、動悸と吐き気と体の震え。けっこうきつい。二番目につらいのは、そんな発作とたたかうのがいやなので、会社に行きたくない病が起こり、朝、どうしようもなく体が重くなること。最悪である。
弱気になって将来のことをひどく悲観的に考えるようになり、はたしておれは今後ずっと仕事を続けられるのだろうか、住宅ローンを組んでしまっていいのだろうか、いまならまだキャンセルできなくもない…などと思い始める始末。
でもたぶん、今はたまたまいろんなストレスが重なって体調をくずしているが、この体調だって弱気になっているから必要以上につらく感じていているだけのような気もする。人生にはこういう時期もあるんだと割り切って、気楽にいこうと思う。


【続・禁煙】 6月4日(金)

今のところ、禁煙は続いています。
たばこ吸いたいです。


【言っておくが】 6月5日(土)

6月2日のおれの行動は秘密だと書いたが、言っておくが、決して犯罪は犯していないのでご安心ください。


【気分待ち】 6月6日(日)

知り合いが「ラスト・サムライ」と「英雄〜HERO〜」のDVDを借してくれたが、興味のないジャンルの作品っぽいので、観る気がしない。といっても、これらの作品に対しては、ハリー・ポッターシリーズやロード・オブ・ザ・リングシリーズに対する嫌悪感みたいなものはないので、そのうち気が向いて鑑賞できるだろうと思う。


【やだ!!】 6月7日(月)

うどん屋で昼食をとっていたら、となりの4人がけのテーブルにはにいちゃんひとりが座って食べていて、そこに店員のおばちゃんが来て「相席お願いできますか? 3名様なんですが」と言った。そしたらにいちゃんは間髪入れず「やだ!!」と強く言ったので、おばちゃんの相席作戦は失敗に終わった。相席を断固ことわるにいちゃんの根性におどろいた昼のひとときだった。おれは相席をお願いされて断った経験はないが、相席がいやだったらああいうふうにことわってもいいものなのか。勉強になった。


【札幌3h】 6月8日(火)

バンド関連の打ち合わせで札幌のメンバーに電話をして、3時間近く話した。おれんちはケーブルテレビの電話なのでIP電話や長距離電話会社のような割引がないため、距離と時間に応じた普通の料金が請求されることになりそうだ。おそろしいことだ。でも1年半ぶりに仲間とばか話ができて楽しかった。


【続々・禁煙】 6月9日(水)

禁煙は、正直言ってつらいです。かなりきつい戦いをしています。
今回の禁煙は、最近心身ともにあまりにも調子が悪いので、たばこを吸わなかったらもしかしたら何かが変わるかもしれないと思って、実験的にやってみています。というのは、最近のおれの一番の悩み、電車内や会議室でのパニック発作が起きたときのことを思い返してみると、その直前または少し前に必ずたばこを吸っていた!という衝撃の事実に気づいたからです。もしかしたら発作とたばこが関係あるかもしれないと思いました。そしてたばこを吸うのをやめてからきょうで9日目になりますが、その間、発作は起きていません。また、胃がムカムカすることが少なくなりました。いい傾向です。
いい傾向なのはめでたいことなのですが、たばこが吸えないことについては、さっき書いたとおり、ものすごくつらい思いをしています。非常にたばこが吸いたいです。歩きたばこをしている人から流れてくる副流煙がおいしいです。職場の喫煙ルームでだれかが吸っていると、副流煙をもらいに行きたくなります。うちにまだ少したばこが置いてありますが、それらを灰皿の上でお香のように焚いて部屋にたばこの煙を満たしてみたりしています。いい香りです…。しかしながらこのばかげた行為も、手持ちのたばこがなくなったら終了になるだろうと思います。お香のように焚くためにたばこを買う、などというアホなことをする気はありません。
おれは何年も前に2年間たばこをやめた時期がありますが、なんとその2年間おれはずっとたばこを吸いたかったんです。たばこのにおいがいやにならなかったんです。おれはたばこが好きなんだなあとつくづく思います。好きなのに、吸いたいのに、なぜ吸えないんだ!! イライラします。職場の同僚相手に理不尽に声を荒げたりしています。はっきり言って、周りに迷惑をかけています。なにやってんだおれは。


【続々々・禁煙】 6月10日(木)

禁煙が続いている間は、1日禁煙達成するごとに、たばこ1箱分270円の貯金をすることにした。
きょうで禁煙10日目なので、2700円、へそくり口座に入金した。


【危険物】 6月11日(金)

ゴールデンウイークにオーストラリア旅行をしてきた会社の同僚がくれたおみやげは、見たことのない得体の知れない物体だったので、見慣れないものや変わったものが苦手なおれは手をつけずに最近まで置いといた。


これ。
VEGEMITE(ベジマイト)という黒っぽいペーストとクラッカーのセット。

あんまり古くなってから食べるというのもよろしくないだろうと思って、そろそろ腹を決めて挑戦しようかなと思い立った。
今までに正体不明なものを目にしたときにそうしてきたように、ベジマイトについてもインターネットで情報を集めてみればよかったのに、おれとしたことがなぜか今回に限ってそういう調査をするのをわすれていた。あそっか、調べればいいんだと思い、開封前に調べてみた。そしたら、出るわ出るわベジマイト情報! あちこち読んでみてわかった。こいつは間違いなく、おれがたちうちできる代物ではない。
開封して、においをかいでみた。危険物のにおいである。案の定おれはにおいだけで降参。おれはこれを口に入れることはできない。考えただけでもおそろしい。そんなわけで、後輩たちに召し上がっていただきました。みんな、涙を流しながらおいしそうに召し上がっていました。

(参考サイト)
VEGEMITE
オーストラリアの危険物・後編


【殴り合い】 6月12日(土)

先日、知り合いが、殴り合いのけんかをしたと言うので、なに!! 殴り合い!! いったいなにがあったんだ!! なぜ殴り合うんだ!! 詳しく聞かずにはいられない!! と思って、さっそく電話をかけてインタビューしたんだけど、本人「思い出すと気分が悪くなるから話したくない」とか言っちゃって、なかなか語ってくれない。それでもしぶとく根掘り葉掘りたずねて、話の大筋をつかむことができた。事の詳細を知ることができないので、知りえた情報のみから判断して言わせてもらうとすれば、つまらないいさかいだ。それにしても、ふつうに生活していて身の回りで殴り合いってなかなかあるもんじゃないから、今回のこの事件には異常にのめりこんでしまった。話を聞きながら、その殴り合いの場面を想像して、いやー笑った笑った。腹がよじれまくって痛いのなんのって。
知り合いは軽いけがをしたようだった。おおごとにならなかったのはよかった。


【床屋】 6月13日(日)

「予期不安」という言葉をご存知だろうか。パニック障害に悩む人の苦しみの症状の第1位と言われる「予期不安」。何度も発作を繰り返すと、発作が起こっていなくても、また発作が起こるのではという不安に悩まされ、恐怖におちいり、考えれば考えるほど恐怖は増幅し、増幅した不安が発作を引き起こすのだ。悪循環である。
パニック障害の人はえてして床屋や歯医者を苦手とする。拘束されて逃げられない状況が恐怖だからである。おれも例にもれず床屋が苦手だ。だけど、伸びた髪の鬱陶しさに負けて、きょう床屋に行った。ドキドキしながら行った。ばかみたいに緊張して店に入った。わずか15分の短時間で作業をすませてくれるうれしい店なのだが、それでもその15分間、こわくてこわくてしかたがなかった。幸い本格的な発作は起こらなかったが、今日感じたこの恐怖が次回の散髪時にひきずられることになるのだろう。憂鬱だ。


【くだもの】 6月14日(月)

もも、グレープフルーツ、パイナップル。おれの好きなくだもの、3本の指に入るものたち。
次点、巨峰。


【野菜】 6月15日(火)

レタス、じゃがいも、枝豆。おれの好きな野菜、3本の指に入るものたち。
次点、アスパラガス。


【乱】 6月16日(水)

またもや、部屋が乱れている。
居間は、万年床。
和室は物だらけで、足の踏み場なし。
キッチンはバンドの機材や楽器が山積み。
やんなっちゃう。


【中生の大】 6月17日(木)

居酒屋にランチを食べに行ったら、近所に座っていた若者グループのうちのひとりが、ビールを飲みたかったらしく、食券を取りに来たおばちゃんにビールを注文した。彼は「中生の大(ちゅうなまのだい)ください」と言った。おばちゃんは、??という表情。だって、この世にそんなものは存在しない。「中ジョッキの生ビールの大サイズ」って、そんなめちゃくちゃな注文ありかよ。なしだよ。


【DG】 6月18日(金)

帰宅して居間の電気をつけたら、床をうごめく黒い物体!! でかいゴキブリだ!!
丸めた新聞紙で一撃でしとめたが、その後しばらく、仲間が出てきやしないかとびくびくした。びくびくしすぎて、睡眠にも差し支えた。デカゴキはいやだ。チビゴキもいやだが、やっぱデカゴキは最悪だ。


【CKBB】 6月19日(土)

(5月24日のつづき)

明治乳業「カフェフレッソ」のCMが気に入ったおれは、テーマソング「プチッ! チュウ! カフェフレッソ」 が収録されている、クレイジーケンバンドのベストアルバムを買ってみた。
ずいぶんほのぼのした曲ばかりが詰まったアルバムだった。ほのぼのした気分のときのBGMによさそうだ。


CRAZY KEN BAND BEST OLDIES BUT GOODIES


【気の持ちよう】 6月20日(日)

ふと気が向いたので、夜ふらっと実家までドライブして、夕食をごちそうになった。食事中と食後、両親と話した。今おれが悩んでることを話した。心身ともに非常に疲れていて、精神的に病んでいることからくるいろんな症状がつらくてたまらず、仕事に支障が出ていることや、マンションのローン申込時期が近づいていてかなりのプレッシャーの中いろいろ考え込んでしまっていること。ほんの少しでもいいからこのつらさをわかってほしいという気持ちがあったから、一生懸命話した。でも、一生懸命話し終わったとき、父の口から出たのは「気の持ちようだろう」という言葉だった。気の持ちよう! そんな簡単な言葉でかたづけられるとは! 今おれは病気にかかっていて、決して気の持ちようでなんとかなるような状況ではないのに。気の持ちようで治る程度のものだったら2年半も病院に通ってないよ。ああ、ちっともわかってもらえなかった。まあ、なったことない人にはわからない悩みだとは思うが、ちょっとでも理解してもらえたらうれしいなと期待したおれがアホだったか。かなり大きなショックを受けて自宅に戻ってきた。どっと疲れた。


【どなる】 6月21日(月)

ゆうべのショックがかなりこたえていたためか、朝目覚めたとき、体が非常に重く、動けなかったので、仕事を休んだ。

話は変わる。
おれんちの近所に、夕方になると、シャッターだか雨戸だかを力まかせにガラガラガラガラ! ガシャーン!! ガラガラガラガラ! ガシャーン!! と2回、爆音をとどろかせながら閉める家がある。ガシャーン!!は辺りにこだましまくるぐらいのものすごい音である。この音ときたら本当にひどいもので、自分が窓を開けて過ごしていようものなら、飛び込んでくる爆音は心臓がどうかしちまうんじゃないかと思うほどだし、うっかり昼寝なんかしているときにこれをやられたら、ドキーッ!!として目が覚める。おれはこの音に長年悩まされ続けていたが、音の主がどこの家かわからないので、文句も言えず耐えてきた。

また話は変わる。
母がなぜか夕方に電話をくれた。おれがきょう会社を休んでいるとなぜわかったのだろうか。ゆうべのおれの落ち込み方が尋常じゃなかったのでなんとなくそう思ったのか、そのへんはきかなかったのでよくわからないのだが、とにかく母は電話をくれた。そして、ゆうべのつづきの話をした。けっこういろいろ愚痴を言ったし、弱音もはいた。だけど、いろんなことを訴えても気持ちがなかなかうまく伝わらないので、話していてイライラした。イライラしっぱなしの会話だった。そんないらつきながらの電話中、それはきた!!

ガラガラガラガラ! ガシャーン!!
ガラガラガラガラ! ガシャーン!!
ブチーッ!!(キレる)

きょうはおれんちの窓は閉めてあったのに、それでも爆音は、イライラしていたおれをキレさせるのに十分な音量があった。
おれは母に「ちょっと待って」と言い、窓を開け、外に向かって怒号をぶちまけた。

「うるせーっ!!!!!」
「うるせんだよ!!!!!」
「静かに閉めろ!!!!!」

その声はもはやおれの声ではなかった。狂った野獣の声だった。その後深夜までのどが痛かったことから推察するに、おれは相当のどに負担をかけてばかでかい声を出したようだ。
母はびっくりしていた。おれがここまで声を荒げるなんてめったにないことだからな。

母との会話のつづきをしていたら、玄関のチャイムがなった。出ると、隣のご主人と、隣の隣のおばちゃんだった。どなり声が聞こえたので、あわてて来たようだった。どなったのはおれだと伝えた。そして、問題の音は隣のうちのシャッターだったとわかった。ご主人はあやまってくれた。おれは、あんな大きな音を出さなくても閉められるのではないかとおだやかに抗議した。今後は気をつけてくれるそうだ。そんなこんなでその場はまるくおさまった。

どなったことで神経が異常に興奮してしまったようで、夜、なかなか寝つけなかった。


【万引きまがい】 6月22日(火)

きょうも体が重くて仕事を休ませてもらった。
夕方、重い体にむち打って郵便局に行って用事を済ませた。
その後、マツモトキヨシに行って軽く買い物をした。先日ゴキブリが出たのでコンバット、コンビニより安く売っていたのでペットボトルのお茶など、6つの商品をカゴに入れてレジに行った。おれは、レジの兄ちゃんが商品ひとつひとつにバーコードリーダーを当てるのをぼーっと見ていたのだが、6つの商品のうち5つにしか当てなかったように見えた。店を出てレシートを見たら、やっぱり5つしか記録されていなかった。向こうがアホなわけで、おれが悪いことをしたわけではない。当然ながら、申し出る必要はない。600円弱の制汗スプレーがタダで手に入った。


【緊】 6月23日(水)

きょうも体が重くて仕事を休ませてもらった。なにやってんだおれは!
夜になると、ああ、今から寝て起きたら朝だ、あしたは会社行けるかなあとひどく緊張してくる。朝が来るのがこわい。すごくこわい。


【暗】 6月24日(木)

きょうも体が重くて仕事を休ませてもらった。なーにやってんだおれは!!
さすがに6連休もしてしまうと、もう二度と復帰できないのではないかと不安になってくる。だれとも会話しないのもよくないのだろう。もうおれはだめかもしれないとそんなことばかり考え、暗くなる。思考が暗い方へ暗い方へと向かっていく。


【へこむ】 6月25日(金)

体調と気分はあいかわらずよくなかったが、さすがに9連休はまずいだろうと思い、重い体を無理やり動かして出勤した。
長く休んだことによって業務に影響が出たことで上司にちょっとおこられてへこんだ。


【きのうのつづき】 6月26日(土)

きのうのつづきでへこんだまま、一日中死んでいた。


【重】 6月27日(日)

あしたからまた憂鬱な1週間が始まる…。
それを考えると気分が重くなり、一日中死んでいた。
動けなかった。洗濯さえもできなかった。


【ABWH】 6月28日(月)

知り合いが、アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウのレーザーディスクをDVD-Rにダビングしてくれた。こういうことするのって違法なのかな。違法かもしれないからどういう知り合いか詳しくは書かないでおこう。で、きょうの夜、観てみた。プロモーションビデオとレコーディング風景の映像で構成された短い作品だったんだけど、すごくよかった。感動した。短すぎて物足りなかった。アルバムのCDを持っているがもう何年も聴いておらず、ジョン・アンダーソンの澄んだ声がなつかしかった。そして、自分がドラマーになってからは聴いていなかったこのプロジェクトでのビル・ブラッフォードのドラミングに学ぶものが大きかった。あまりの感動に、CDを引っ張り出して何度か聴いた。1989年の作品だ。当時おれは大学生だった。なつかしすぎて、当時のことがいろいろと思い出されて、涙が出そうになった。来日公演に行ったことも思い出す。今までに行った中で一番音がでかかったのが彼らのコンサートだ。あまりの音のでかさに耐えられず、演奏中に思わず耳をふさいでしまったのもいい思い出だ。
ああ、音楽っていいなあ。


【さめる】 6月29日(火)

仕事を終えて帰宅したとき、なんとなーく、ドライブに行きたかった。後輩に電話して誘ってみたが、自宅で仕事をしている彼は今夜は徹夜で作業をすると言うので、無理に誘うわけにもいかなかった。会話しているうちにドライブ熱が少しさめて、今晩は出かけるのをやめた。


【ひとまわり】 6月30日(水)

仕事を終えて帰宅したとき、きょうもやっぱりドライブに行きたかった。きょうはもう何が何でも実行すると決めていたので、出かけた先で食べる弁当も買って帰ってきた。地図をめくって、走る方面を決め、ひとりで出発した。22時すぎ。
所沢インターから関越道に乗り、三芳パーキングに停まって夕食をとった。


三芳パーキング

食後、しばらく関越道をくだり、鶴ヶ島ジャンクションで圏央道に入り、青梅インターまで走った。その後は一般道で自宅まで戻った。
所要時間1時間45分、走行距離約70キロの、平日夜の気持ちいい気晴らしドライブだった。


5月 7月