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快便のススメ(その1)

2004/7/28 マッチョ



あれは2年前の事でした。

久しぶりに故郷に帰り、毎日しこたま酒と母の手作り料理を堪能していました。
生活リズムも良いせいか、快食快便になってきています。

さて、うちの実家では、早朝ウォーキングをするという日課があります(最近出来たらしい)。
その日も朝、「これも親孝行の一環」と思い、両親と早朝(5:30頃)ウォーキングに出かけました。

約4km歩いた頃でしょうか。下腹に急激に激痛が走りました。明らかに(強烈な)便意です。あたりを見回すも便所はありません。あたりは田んぼと畑とちょっとした雑木林しかありません。両親にトイレを聞いても近くの神社(2km先)しか無いと言っています。
暫く都会人としての理性と格闘した結果、「絶対に間に合わない」と思い、雑木林でする事にしました(両親も「そこでしちゃいな」と言ってくれました)。

私は、これ以上早く動けたのか、というくらいスピーディーに雑木林に入り、ズボンとパンツを同時におろし、それを実施しました。
実施後、ひと安心した頃、紙のことをまったく考えてなかった事に気づき、あたりを見渡しました。こうなったら葉っぱで拭くしかないと思い、あたりを見回しましたが、見たこともない巨大な熊笹以外葉っぱが見あたりません。こんなので尻を拭いたら血だらけです。

仕方なく、着ているTシャツの片袖を「フン!!」と破り、あそこを拭きました。片袖だけでは足りないのでもう片方も使用しました。

やっとの思いで実家についたら、両親が待っていて、私の格好を見て、あきれて言いました。
「Tシャツ破くより、持っていった古いタオルで拭けば良かったのに…」
返す言葉がありませんでした。